2008年12月22日

オレンジ

 ここ数日、小春日和が続いていましたね…と書いているうちに、もう途端に冬の寒さが迫ってきましたけれど。しかし北海道やケベック州では「冬将軍の到来」というフレーズがピッタリな真冬の訪れも、東京では縁のないことのように感じられます。とは言え、暖かな日射しの少しでも残っているうちに夏の思い出を綴っておこうと決めました。
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 (左)お中元のメロンごろごろ…ごろDは、綺羅でした。(右)網戸の向こうから、その様子をカマキリが覗いていました。

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 昨日も上野公園でお見かけした大道芸人さん。風船細工が見事です。ペンギン、子犬…綺羅にいくつもいただきました。ありがとうございます。
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 (左)ブランコに乗る綺羅、顔を強ばらせているのではありません!コーフンのあまり、引き攣っているのです。(右)靖国神社でみたま祭りがあるというので、訪れました。
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 お神輿を発見して、お祭り気分が盛り上がっている綺羅です。蚊に刺された跡が、いかにも夏らしいかな。
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 浴衣が本当、増えましたね!特に女性のそれは色とりどりの模様をあちらこちらに散りばめてくれて、お祭りの風景が水彩画のようです。
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 (左)七夕飾りをくぐり、懸雪洞(かけぼんぼり)を拝見しに行きます。(右)先ほど紹介した大道芸人の方の作品の数々。全部持つと、風船に埋もれてしまいそう!
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 (左)夏の夜空と提灯の色のコントラストが美しいです。(右)雪洞や提灯がどこまでもどこまでも続いていて、驚きました。
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 親子で蚊に刺されながら、オレンジ色の光の中をフラフラさまよいました。
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 綺羅はたこ焼き以外、食べることには興味を示しません。でも食べ物を作る過程は見ていて大変面白い様子で、じぃっと見入っています。「食べる?」と尋ねても、「…ううん」と答えるだけなのですけれどね。
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 去年・一昨年は輪に入れなかった盆踊り。その無念を晴らしている瞬間です。結構これが難しいのよね…反対に進んでしまったり、逆方向に回ってしまったりしながらも、気の済むまで踊らせていただきました。
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 電車でお出かけ。家を出た途端に、汗でビッショリ!だけど嬉しくてニコニコ。今日は上野動物園にお出かけなのです。
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 (左)恒例、子ゴリラにご挨拶です。こちらも恒例!(右)上野を訪れた際には、最後にクリームあんみつを楽しみに行きます。途中で見かけたパチンコ店のマスコットを綺羅以上に気に入ったのは、私です。
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 (左)みはしー、みはしー…この提灯の数だけ、もう訪れたのではないかしら?(右)餡も黒蜜もソフトクリームも大好きな綺羅。しかし、それらが混ざった「クリームあんみつ」は嫌なのですよねぇ。同様の理由で、炊き込みご飯やチャーハンも好きではない様子。
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 こちらは、巣鴨と千石の間で行われる盆踊り大会。やぐらの上でチビッコ達が踊れる時間帯も設けられているのですが、なかなかの倍率!二日連続で挑戦したのですが、入れませんでした…少しシュンとしながらも、綺羅は下の輪に加わります。元気に踊れるだけで幸せよ!と励ましましたが、まさにその通りですよね。
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 (左)「タク焼き!」。大好物を見つけて、コーフンです。(右)立ち尽くして、じーっと見入っている綺羅の頭が右下に。
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 (左)作っている過程が楽しい、屋台の食べ物。「上手だねぇー」。何組もの親子連れが交わしたであろう言葉を発する、綺羅と私です。(右)北海道の屋台では滅多に見かけないのではないのでしょうか…あんず飴ですって。
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 写真が大嫌いなこの子。撮られているとわかった途端に、こんな表情。まあ、憎らしいこと。
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 (左)アブラゼミが路上にいたので、取り敢えず保護しておきました。綺羅は、思ったより(と言いますか、全く)喜ばず。(右)突然アイスクリンを頬張りながら現れたので、ビックリ!慌てて見回すと、すぐ近くにアイスのお店が。お店の方に伺うと、「いえ、あまりにも堂々とアイス一つくだしゃい!と言うので、お代金いただいたかと思ってしまって…」と大笑いでした。注意されても、アイスの甘みでなかなか響かない様子。だけど、この後大変なことが。
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 (左)屋台にコーフンして、フラフラ迷子になってしまいました。焦った綺羅が駆け込んだのは、広場に面する商店「しんたに」さん。いつも寄っているお店です。必死に探す私に従業員の方が声をかけて下さってすぐに見つかったものの、綺羅はボーゼン。(右)翌日の朝食は、パンの耳のバター炒めと…金目鯛のあら煮!?以前から持ち越していた食材の余り物が気になっていたもので、つい。
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 暑い時期にヘビーローテーションで愛用されていた、緑の水玉ワンピース。夏らしくて、アイスクリームが似合います。ピエール・マルコリーニにて。
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 綺羅はコーンでバニラが定番ですが、私はいつもダブルをカップでいただきます。(右)奉仕品で出ていたのは、たくさんの熟し尽くしたイチジク。柔らかくて、カットするのもままならないほどです。普段ならそのまま食べてしまいますが、せっかく大量にあるのでタルトにしました。イチジクとの黄金の組み合わせは、クリームチーズではないかしら?生ハムも美味しいですよね。デザートからは外れてきますが…。
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 六本木ヒルズに夏季限定で開催されている、「スカイ アクアリウム」を何度か訪れました。ついでに、オープンエア展望台スカイデッキにも上りました。
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 私の描写方法には問題ありかも知れませんが、お魚が宝石のよう!まさにアイ・キャンディーです。
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 特に印象深かったのが、こちらの屏風の中の金魚達です。「こんな薄い水槽に入って平気かしら…」と心配になって厚さを確認したのは、私だけでしょうか?実際は、結構厚みがあるのです。
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 本当にスタイリッシュな水族館。時間帯や曜日によるのかも知れませんが、家族連れより恋人同士を多く見かける場所でした。
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 床に映し出されるイメージに、綺羅は大はしゃぎ。「お水に入る!」とジャンプしては喜んでいました。
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 (左)ライトの色が時折変わるのが面白い綺羅は、このソファからなかなか離れようとしません。(右)六本木関係で、こちらはミッドタウンです。1Fの「Orangé」は、待ち合わせなどに便利なお店ですよね。
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 (左)お店の名前にちなんででしょうか、オレンジ使用のメニューが目を引きます。こちらは、オレンジのカプレーゼ。(右)とうもろこしのペンネの色合いがかわいらしくて、今度家でも作ってみたくなりました。
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 夏と言えば、土用の丑の日…いいえ、むしろ土用の丑の日と言えば、夏!?「野田岩」さんで、志ら焼(右)とうな重を注文しました。こちらのお店は、土用の丑の日当日はお休みされるんです。理由は、味が落ちるのを避けるためだそう。でも私、関西風の蒸さない鰻が好きだなぁ。北海道では、やはりうなぎは蒸さないで焼くからでしょうね!?
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 老舗店ですが、パリにも支店があるのにはビックリ。お写真拝見いたしましたが、大変ミニマリスティックで洒落たデザインでした。対して、こちらの店内は伝統的な造りで大変落ち着きます。
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 大江戸線の赤羽橋からも行けるそうですが、私たちは神谷町駅を利用しました。途中覗いた東京タワーが、普段見ている姿とは違って見えて印象的に映ります…。

天然うなぎ 五代目 野田岩
東京都港区東麻布1-5-4
電話: 03-3583-7852
営業時間: 11:00〜13:30、17:00〜20:00
定休日: 日曜日

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 祭りの後という言葉が頭に浮かんだ、この光景。実際はまだまだお祭りの最中の時間だったのですが、一歩道から外れると早い時間からいらして心地よい疲労を癒す面々が。何とも言えないポジティヴな退廃感が好きでした。夏の夕方って、何だかイメージカラーが全部オレンジです。

posted by 裕美 at 17:11| Comment(16) | TrackBack(0) | 首都圏日記(ごちゃ混ぜ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

食欲の「初夏」

 北海道と言えば、蟹・メロンでしょうか…そのイメージは、現実から遠からず。北海道を出るまで(実際は、出てからしばらくしても!)、私は家族一人ひとりが毛蟹を一ぱいずつ食べるのは普通だと思っていましたし、メロンと言う果物は半割りにしてスプーンですくって楽しむものだと信じて疑っていませんでした。北海道の外の地域を「道外」と呼ぶのですが、道外の方々は食が細い!?だってメロンをお中元で贈っても、皆さん「半分だと食べきれない!」と言うのですから…。
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 (左)メロンがあったら、こう食べます。もしかして、我が家だけだったらどうしよう?ちなみに、我が家でメロン好きなのは私のみ。なのに、皆このようにカットされた物を供されます!(右)綺羅は果物が苦手です。野菜は食べてくれるのに、甘い果肉は好きではない様子。甘酸っぱいイチゴなどならいざ知らず、熟した甘い柿やブドウなどもダメと言うのですから、筋金入りです…しかし、洋梨だけは別なよう。少しだけなら口にします。それで、当然ながらメロンにも全く惹かれないのですよねぇ。
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 北海道滞在もあと僅か。こちらのお店の雰囲気が好きな綺羅は嬉しそう。(左)サービスのオレンジジュースにご満悦です。幸先いいわぁ、とでも言いたげな表情。(右)ランチコースの前菜です。これがなければ何も始まらないほど、私にとっては食事の最高峰なのです。いただきます!
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 肉系、野菜系…。綺羅にとってはトマト味がNo.1。トマトに火を通した物は、毎朝食に欠かせません!
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 デザートもしっかりいただいて、お庭で遊ばせていただきます。6月はまだ肌寒い…と言うか正直寒い!なのに、綺羅と一緒に外に出ていただいて、冷え性の私は頭が下がります。ありがとうございます。bor90.jpg
 夜は、千歳屋に。この夜は、サプライズゲストが!カラカラカラ…という、入口の引き戸の音に目をやると、そこには絶対に見覚えのある顔がありました。そう、それは忘れもしない近所の大型スーパー・ポスフールに入っている「六花亭」で働く女性でした。私は毎日のように通うので、あちらももちろん驚いていらっしゃいました!「ずっと前から気になっていたんですけれど、入る勇気がなくて…」とのこと。しかし勇気を振り絞って下さってよかった!出される品々を楽しくつつきながら、六花亭に対する情熱を語って聞かせる私。そして彼女も、六花亭についての思いを話してくれます。その姿に、「ああこの人も六花亭が大好きなんだなぁ」と思わず嬉しくなってしまうのでした。お酒は飲まない私ですが、六花亭を酒の肴に…ではなく、肴の酒にして時間を過ごします。
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 色々なお友達やお知り合いが、色々な物を置いていくのです。それらを調理して出していただけるのが幸せで…顔の見えない皆さんですが、心から感謝します。(左)この日は、大滝村のジャンボ椎茸が供されました!こちらを持ち寄ったご夫婦もお店で夕食を楽しんでいたので、「ごちそうさま」を伝えられてよかったです。(右)「まだ空腹感が…」。で、出していただいたのがトンカツ。いいですねぇ。
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 (左)出来ましたよ、さっと炒めた椎茸。綺羅の手くらいは優にある大きさは食べ応えがあります。そして、独特の風味も出てくるので私はこういった大きく成長した物の方が好きです。(右)甘い物は別腹…そして、こういった串物も。ついつい手が出ます。
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 (左)隣接するカレー屋さんは、マスターの奥さんあこちゃんが土日のお昼だけ開けているんです。でもそのインパクトある看板に吸い寄せられて、平日も足を向けてしまう方がたくさんいらっしゃるそう。その看板の制作総指揮を取ったのが、こちらのアンディー。(右)母国からのお土産として、こんなオーナメントを持ち帰ってくれました。
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 (左)六花亭のシフォンの良質さを周りに啓蒙していると、自然と「月替わりシフォン」の話に辿り着きました。3月は何だったっけ、あと先月は?などと勝手に盛り上がっていると、おもむろに六花亭勤務の彼女が取り出したのは…月替わりシフォン表!すごい。2、3、4、5、8、9、10、12月が好みだなぁ。(右)翌日、こちらも忘れてはいけない豊平狭温泉を訪れました。薄めたり、循環させたりはしていない、こだわりのお湯が売りのこちらです。
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 何度も触れていますが、こちらの温泉のインド料理も楽しみの一つ…と言いますか、ここに来たら必ず食べたくなります。インド料理以外には十割そばもあって、こちらもまたいけます。目が離せません!見事な共生です。6月〜10月は、ジンギスカンも楽しめるそうです。(右)餡ナン。「餡子が好きです。たくさん入れて下さいね」と注文したりしています。だって、ガブッと口に含んで餡が少ないと淋しいのですもの。
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 (左)サービスでチャイを出して下さいました。普段は水(寒い時期はお湯・ぬるま湯)・麦茶しか飲まない私も、そのほのかな甘さに「ああ、チャイっていいものだな…」と誘惑されて。(右)何だか知らないけれど、卵が入っていると嬉しくなる自分に気づいたこの日でした。
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 大きな大きなお鍋で、カレーの元となる玉ねぎを炒めます。こんなに大量の玉ねぎ、通常の家庭用サイズのミキサーにかけて滑らかにするのです。大きなミキサーだと、やはり口当たりがスムーズではないそう。そして、使用される数十種類のスパイス達!…カレーのレシピも公開されていますが(こちら→カリーレシピ)、なかなか真似できないですよね!?
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 (左)綺羅にも混ぜさせて下さいました。「うーん、うーん」と言いながら美味しい北インドカレー作りを修行です。(右)空港へ向かう直前、あっちゃんが車で到着。頼んでおいた美容液を持ってきてくれました。成果が出るかは保証できないけれど、会えただけで嬉しかった!
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 (左)写真はうまく撮れませんでしたが、飛行機の窓の外からはまんまるお月様がこちらを見つめていました。また来ようねい…。(右)最後になりましたが、北海道つながりで六花亭の季節菓子達を紹介です。6月の北海道日記から突然飛びますが、9月にはスイートポテトも出ていました。
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 「北の山里」です。コロンと入った栗が本当に、本当にいいです。
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 (左)こちらは「青梅」という名前だったでしょうか。形だけではなく、きちんと中の白餡に梅のペーストが練りこまれているんです。実は、私は梅を使用したお菓子があまり得意ではありません…しかし、六花亭の物なら食べてみなくては。いえ、むしろ進んで食べたいのです。(右)まあ名前は賛否両論があるとして、中の餡に惹かれました。小豆の他に、トラ豆餡。ふくふくと、いただきました。
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 上でも触れた、シフォンです。1ホール480円。安いからいいでしょう、というわけではありませんが、本当にこの価格設定はご立派です。
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 (左)こちらはさくらシフォンだった、と思います。この甘納豆系の入ったシフォンが、私は大好き!このお豆を目指して食べ進んでしまうほど。(右)北海道在住の家族にまでお土産は六花亭を買いたいところですが、そうも行きません。銀座のGUCCIカフェでチョコレートを見つけて持ち寄りました。母は、チョコレートが大好き(あと、最中…面白い組み合わせです)!すごく喜んでくれました。全部の種類、試そうねぇ…と、二人で気をつけて選んで食べました。

posted by 裕美 at 08:09| Comment(12) | TrackBack(0) | 北海道お出かけ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

素敵な失恋

 シィン…とすると不安になって、「ねえ、私のこと愛してる?」と耳打ちする。呼んだ時にすぐ来てくれなかったら、「私のこと好きじゃないの?」とショックを受ける。相手が気付かない時に、ドアの隙間などからじっと見て見ぬふりで観察している(微笑付き)。星占いで、自分の星座よりまず相手の星座をチェック…。これらは何も、振られる三日前の女性の行動パターンではありません。私が綺羅に対してすること、感じることの一例です。子供に対する気持ちって、一種永遠の失恋状態に重なる部分があるかなぁ?と考えることも多々あったり。
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 さて、今回の帰省中にまた旭山動物園へ行きました。まずは北海道の真ん中を目指してグングン北上します。まずは、岩見沢の手前にある喫茶店でエネルギー補給。いちごのアイスのあんみつとか、色々と。
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 ゴンタはいつでもどこでもバニラ一辺倒。頑固一徹なのですが、こちらのお店では旬の苺ソフトしかなかったのです。もちろんこの子は一口も食べず…野菜など他の物に好き嫌いを言うのはちょっと困りますが、お菓子関係は多少の嗜好があってもいいかな。かわいそうだったので、途中に他でバニラを見つけてあげました。
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 黒い粒、粒、粒。バニラビーンズたっぷりです!いい気分になったのもつかの間…何と言っても、旭川到着は4時15分。入園締切に駐車場に入った感じです。当然、「動物園、行きたいよー!」と大泣きの綺羅ンタ!困ったねぇ、と弱っていると、ほどなく見つかったのがこちらのポニー牧場でした。
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 コーフン!コーフン!自分が何かの役に立っているのが、たまらなく嬉しい綺羅です。私達大人にとっては小さなポニーも、この子には威風堂々とした「おんましゃん」。自分がママにでもなったかのように、二重あごで張り切ります!
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 (左)「こっちへおいで」とでも言わんばかりの仕草。何だか異様な迫力があります。(右)中にまで入って、餌をあげて。楽しくて仕方がないのでしょう。
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 (左)しかしすぐに帰る時間。だけどもう泣きません。お姉ちゃんになったものですねぇ。(右)夜は、私の旭川で一番の楽しみと言ってもいいほどの「四・六 ひさご鮨」さんへ。お寿司が本当に素晴らしい!しかも安いです…もちろんこのお値段ではなくたって、私はこちらへ伺うことは間違いありません。実はイクラがあまり好きではない私ですが、ひざご鮨では美味しく食べれてしまうのですよね。そして言うまでもない、こぼれるウニ!
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 どれもお口の中でとろけます。ですから、一通り出していただいた後に、どのネタを追加注文しようか迷ってしまうんですよねぇ。うーん。
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 (左)貝類が好きな私ですが、こちらのホッキはいつまでも忘れられないものです。(右)いいお顔されているでしょう?お鮨のことを話されている時です。
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 (左)最後はつぶで締めました。いい夢が見られそうです…旭山の動物達も出てきそうですが。(右)生花のある空間っていいですよね。結構人気のお店でも、これがないとなぜか少しガッカリしてしまったり。こじんまりとしたお店がお花を生けていると、ああこだわっているんだなぁって嬉しくなります。
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 綺羅は酢飯が好みではないようで、いつも食べません。だけど、雰囲気は大好きみたいです。だって生き生きしていますからね!?しかし、よく喋る喋る。お酒は飲めないくせに、俗に言う「飲み屋」の雰囲気が好きで、いつまでもお喋りを止めない誰かに似ています…そう、私です!カエルの子はカエルですね?(右)北海道弁の一部が紹介された湯のみ。綺羅は完全に北海道の言葉を話します。「ゆるくないねぇー(=緩くない→「きつい」という意味)」「〜じゃないかい?」「〜っしょ」「〜さ(「〜だよ」の代わりに)」「南蛮(唐辛子)」…。私が好きな北海道弁は、めんこい。「かわいらしい」という意味です。
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 (左)折り紙の鳥をいただいて、真剣にお話を伺っているところ。あまりに真剣過ぎて、笑顔が浮かびません!私が子供の頃に愛読していた「折り紙図鑑」には、これは「羽ばたく鳥」という名前で出ていました。ああ、懐かしい…。尾を引くと、羽が動く仕掛けになっているんですよ。「こーんなに大きな紙で折ったら、綺羅ちゃん乗れるねぇ!」と大きく大きく両腕を広げる綺羅。それに対して、そうだねぇー!と本気で考えた私です。この子がどんなに喜ぶかなぁ、なんて。(右)ごちそうさまでした、また伺わせていただきます。旭山動物園を訪れる方も多いと思います。その際は、是非こちらのお寿司屋さんへ足を運んでみて下さい!

ひさご鮨
北海道旭川市4条通6丁目7(JR旭川駅からおよそ700〜800メートルの距離)
電話0166-22-3727(不定休ですので、営業されているかお電話でご確認をどうぞ)

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 前の晩はなかなか夜ふかししていたくせに、「旭山動物園行こうか」と耳元で囁いたらパチッと目を開けました!(右)ようやく、鼻の先がおでこよりも高くなってきたかな?
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 私はこのホテルが大変気に入りました。若い頃にヨーロッパ旅行で私が常用としていた、「小さくて古いけれど、機能的なお部屋達」と同じ雰囲気を醸し出していたのです。それはダークな床のせいだったり、大柄な花のベッドカバーだったり、錆びた格子窓だったり、そこだけ浮いているTVだったりするのでしょうけれど。(右)動物園入場!…そうだった、無料駐車場側、東門をくぐった先には長めの階段があるのでした…。しかしこちら側の入り口でなければ、美味しいソフトクリームやプリン、そして市内の和菓子屋さんの販売している大福を置いているお店達がないんです。bor84.jpg
 (左)旭山動物園の大福と言えば、動物達の姿を模した物の方が有名になっています。でも私の大好きなのは、東門入ってすぐ左側のお土産屋さんのレジ前に置いてあるこの「もち処一久 大福堂」の長い大福。中に餡の入っていない種類以外、全て制覇させていただきました。もちろんこれからも食べますよ!(右)ホッキョクグマが呼んでいます…
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 笑顔を浮かべるでもなく、ただただ真剣にホッキョクグマを見つめる綺羅。実は私、ホッキョクグマを至近距離で目にすることが出来たのは今回が初めて。いつもものすごい混みようで、体が大きい私は他の子供たちの視界を遮ってしまうようで何だか前には出られませんでした。ところがこの日は比較的場所に余裕があり、(やはりググゥッと頭を肩にめり込ませてしまいましたが)綺羅の後ろの二列目で観賞するチャンスに恵まれました。目前に迫るホッキョクグマも感動的に美しいですが、それに対して真剣な眼差しを向ける我が子を至近距離で眺められるっていいですね!
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 (左)チンパンジーが天井部分にビッタリ…。(右)猿山内に設置された遊具と同じ物が、すぐ外にあります。猿達がどんなに運動神経に長けているか、そしてその身体能力に恵まれているか、知ることができますね。
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 石橋を叩いて叩いて、更に叩いてからでなければ渡らない綺羅。しかし最近、なかなか度胸が芽生えて来ましたよ!本人も少し得意そうです。
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 (左)ばぁばの手を借りながら、それでもしっかり何十分かは遊びます。ゆっくりゆっくり、出来るようになればいいね。まずは、楽しまなくては!(右)「ふぅー、いい汗かいたわ!」。で、ソフトクリーム。
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 私がモントリオールに渡った頃にヒットしていたJewelの「You Were Meant for Me」という曲は、失恋状態の核心をついていて驚愕が称賛に値しました。起床時の現実の悲哀に引き戻される瞬間と、考え込んでしまう就寝時。鏡はきちんと拭いて、鍵も鍵穴に忘れず、使ったタオルを拾ってくれる人はもういないから元通りに…。思い切って雨の中に映画を観に行ってみたけれど彼が隣にいないので余計寂しくなってしまう、とか。寂しいけれど友達に電話するのは悪いので、母親に「元気?」と突然電話してみる心理状態とか。「ああ、わかるなぁ」となることしきりです。この歌は本当に好きでした。これはもちろん私に限ったことではなかったので、モントリオールのお店などでこれがかかるとサビの部分でどこからともなく誰かが「You were meant for me...」と口ずさむ声が聞こえてきて。私も「And I was meant for you...」と思わず続けてしまったものです。
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2008年10月12日

猫に缶詰をあげる魔法

 ママ、今日の「ままばなし」はなぁに?…毎晩、綺羅にお布団でせがまれます。そうだねぇ…ともったいぶったふりをするのですが、絶対に出演しなくてはいけないのはアンパンマン。完全な出来レース、でもこれは決定事項なのです。そしてその他の登場人物の選択が比較的自由。「じゃあ、アンパンマンと魔法のキラちゃんにしようか。ある所に、アンパンマンと魔法を使えるキラちゃんがいました。キラちゃんは魔法でピューンと早く走ったり、うんと力持ちになったり…」「猫に缶詰をあげたり!」。綺羅が思わず甲高い声で繋げてくれました。頻繁に帰る北海道で、実家の猫に餌をあげていた習慣が強く心に残っている様子。「三つ子の魂百まで」。四つ子の魂もなかなか寿命が長そうですよ!?
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 前回からの続きです。ミシェル・ブラスの隣のアフリカン・レストランでコーフン!北海道では山の神様はヒグマですが、この子にとってサヴァンナの神は「キリンしゃん!」なようです。
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 (左)帰り道にある「洞爺 かわなみ」でさっと湯浴を楽しみました。(右)お風呂上がり、滞在客のお兄さん達に卓球を教えてもらう綺羅んぼ。テンテンテン…ピンポン玉は、床をはじくばかり。15分はじっくり付き合ってくれて、感動しました。
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 車の中で、ミシェル・ブラスのお土産を見て「ああ、夢ではなかった…」と安心した私です。メレンゲ主体のクッキーでした。
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 あれだけお昼遅くにいただいておいて、夜はきちんとお腹が空くものです!自分でも呆れてしまうと言いますか。梅村さんに紹介していただいた「オステリア バジル」へ友達と行きました。夜の千歳の街をどこで食べようかぁ…と車でウロウロして、浮かんだのがこちら。助手席で、「確かこの辺りに!」と叫んでしまいました。相変わらず面白いメニューが並んでいましたよ。(右)甘エビとろとろのアミューズブッシュ。
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 私がコースの中で一番好きな前菜が来ました!当然ですが、最初に…嬉しいことです。
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 (左)はじめ、普通の「ウニのパスタ」を想像していたんです。ところが、ウニがボロンボロン乗っていて驚きました!よく、ご飯の見えないイクラ丼というのを聞きますが、これはそのウニパスタ版。いえ、パスタよりうにの方が多い!?(右)メインはラムです。「あ、美味しーい」と間の抜けた声が店内に響いてしまいました。つい、ね。
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 翌日、ミシェル・ブラスでのひと時を自慢…ではなかった、報告しがてら梅村さんの農園へ。バーベキューなので、自分の食べたい物を好き勝手に持ち込みました。採りたてのチビ大根ややっちゃんの作ったおにぎりを焼いているうちに、「うーん、ミシェル・ブラスよりもこちらの方が贅沢な時間よね!?」と気付いた私です。来てよかったね。偶然にも、私の大好きなサン・ペレグリーノもありましたし!全部が全部、本当に美味しかった。ごちそうさま。
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 (左)また…!もう綺羅にとって、「梅村さん農園」=「スキー」が枕詞なのですねぇ?(右)バーベキューにガシガシ近づいて、「ほらほらほら、危ない!」と注意されます。本人は不服そうかな?
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 (左)ミシェル・ブラスのクッキー以外にもう一つ持ち込んだお菓子が、マシュマロ。普通の袋詰めの物ですが、焼くとものすごい美味光線を発します!最初は半信半疑だった梅村さんも「うわぁ、美味しい!」と感動してくれて嬉しかったぁ。(右)少し日が陰って来て寒いから、と何だか色々貸してもらった綺羅。
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 トラクターに乗せてもらったり、ハーブの種類を教えてもらって摘んだり。
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 私が個人的に大変気になっている、梅村さんのお兄ちゃんです。行動や言動が、全く読めなくて…。この日も色々と穴を掘って叱られ、「ここならいいよ」と許可された一箇所で一心不乱にシャベルを持って黙々と作業していました。もうとっくに他の事をしているのかと思ったら、いいえまだまだ。しっかり、地下水が出るほど掘っていましたよ!地層が…
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 綺羅が春に植えたカボチャの種から芽が出て、こんなに大きな苗に!「よくぞ大きくなった…」と、自分のみで育てたかのように喜んでいます。その後、美容関係に疎い私が唯一こだわる素肌化粧品(エスティー・ローダーのこちらこちら)の一つが切れたので、札幌買い出し遠征の旅へ出発。でも結局いとこのあっちゃんに入手してもらうことに。せっかくなので、根室花まる南郷店に立ち寄りました。回転寿司屋さんですが、見る度にネタは国産ばかりだったような!?輸入物も使用しているのかな?とにかく、すごいことですね。嬉しいです。(右)私がカメラを構えていると、遠いにも関わらず「写真ー!」と指示されて魚をかざして下さったお店の方。ありがとうございます。
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 うわぁ、食べに食べました。20何皿だったかしら?いつもは多少抑えるのですが、こちらでは遠慮なく行きます!
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 ご近所と言わず、いっそうちのお隣にこのお店があればいいのに…。千歳店オープンは、いかがなものでしょう?ほら、観光客の方々を見込んでみたりして。(右)サービス精神旺盛だった店員さん。微笑みながら、カメラにポーズを取って下さいました。皆さんこんな感じで、終始楽しそうでしたよ。
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 翌日は、また洞爺湖方面へ!(右)途中で通った大滝村の道の駅で見つけた、心惹かれる大福達。地元の方が作られているそうで、不定期に入ってくるとのこと。赤紫蘇や黒米、ヨモギに粟、そして豆大福です。「五個かあ!」と少し困り顔でかじり始めたのですが、結局車内で全部食べてしまいました。
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 その夜、千歳に帰ったその足で家には戻らず「レストラン アキオカ」に直行。どうもこの帰省中は時間が合わなかったり、定休日に当たってしまったりで今まで訪れることができないままでした。友達2人と出かけたのですが、こういったお店が千歳にあるのに驚いていました。いつものように、美味しい前菜→具だくさんのパスタ→メインのお肉料理→デザートが、華麗に供されて行きます。
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 デザートの種類が多いのが、とびきり嬉しい!そして毎回、全部ハズレなし。これってすごいですよね。
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 男の人が甘い物を食べる姿って、見ていて幸せになります。最近は、男性でもお酒を飲まれる方でもスイーツを楽しむことが多いですよね。お酒を飲んだ後の男性が食べたくなる物と言えば、ラーメンくらいかしら…と信じていましたが、もうそうでもないようです。(右)まだ他にも出てきてビックリ。もちろん、オランジェットの中のオレンジピールから全部手作りなんです。bor61.jpg
 綺羅が写してくれる、思い出の数々。ピンボケでも被写体が何でも、消去できない写真が多いんです。毎日、チャンスあるごとに伝えている「ママ、綺羅ちゃんのことが大好き」「ママ、綺羅ちゃんのことを愛してる!」。日に数回は包み隠さず、人前だろうが二人きりだろうが言うようにしているのですが、先日忙しくてそれが出来ないことがありました。お皿を洗い終えて、ふとお布団を覗くと既に軽く寝息を立てていた綺羅。しかし頭は本棚の方を向いたまま。まっすぐに寝かせてあげながら「ママね、綺羅ちゃんのこと…」と言いかけると、目をつぶったまま「だーい、すき」と言い終えてくれました。ああ、よかった。

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2008年09月30日

再び、北国へA洞爺湖〜ウィンザーホテル(含ミシェル・ブラス!)

 ここはお風呂の遊園地 なんてったって、宇宙一…北海道在住でTVを見る方でしたら、絶対に覚えのあるこの歌。「シャンパーレシュー(サンパレス)」とホテルの名前で歌い締める綺羅の瞳はすっかり夢見心地です。そんなこの子の希望通り、洞爺湖へとやって来ましたよ。千歳市より車で約一時間半。待ち切れずに、すぐに大きな温水プールへ!最初は付き合い程度で水に浸かっていた私もそのうちウォータースライダーにはまり始め、すっかり楽しみました。10回以上は滑ったかな?夜はひっそりとした洞爺湖での打ち上げ花火を見て、まんまるの顔を輝かせた綺羅でした。
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 (左)起床して、すぐに「プール!」とでも言い出すかと思ったら…もう充分楽しんだ様子。少し拍子抜けです。(右)チェックイン前後、ロビーのテーブルで思いを馳せていました。
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 せっかく洞爺湖に来たのだから、と外乗りをしてみました。とは言え、それらしい格好をしてこなかった私達。私はつなぎの作業服を貸していただき、綺羅には一番防寒効果がありそうな服装をさせました…この緩い感じの黄色いズボンはそう、パジャマですよ!
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 洞爺湖での宿泊はこれからしばらく「お風呂の遊園地」になりそうですが、翌日は自由に動けます。ウィンザーに来て、美味漁り。(左)ピアノ奏者とフルート奏者は、ポーランドの方達。(右)言うまでもない有名ブーランジェリーのメゾンカイザーですが、こちらウィンザーではオテル・ド・カイザーとして出ています。ホテルの中にあるから、オテル(ホテル)と言うだけなのですが。
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 いい意味で、予想通りの味が口いっぱいに広がります。例えばイチゴとクレーム・パティシエールなら、「ああ苺とクレーム・パティシエールだなぁ!」と嬉しくなってしまうような。それがまた、期待の延長線上でとびきりの美味しさでアピールしてくるのです。満足するには、驚きや意外性なんて必要ないのですね。
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 (左)北海道産の全粒粉を石臼で挽いた粉が使用されている、コンプレ(Complet=満たされた、完全なる)のSサイズ200円。(右)これも試さずにいられない、林檎パイです。
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 (左)クルミなど、ナッツ入りのパンに私は弱いです…。(右)バゲット・サンドも魅力的にショーケースに並んでいて。
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 (左)これ!このバナナのタルトが気になりました。なぜか買いそびれたのですが。どなたか、試した方はいらっしゃいませんか!?(右)ケシの実がいっぱいだ!そそられますね…。
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 実はこの直前、一瞬11階のミシェル・ブラスのレストラン(左)を訪れたのです。ううーん…まずは綺羅に何か食べさせよう、と降りてきたのがこちらの「オテル・ド・カイザー(右)」なのでした。
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 パスタを食べさせるはずが、「後でね」と選んでおいたパン達の袋を開けてムシャムシャやり始める綺羅。まあ計画通りに行かなくても、いいではないですか。「食べたい時に食べる!」な私ですもの、他人のことはとやかく言えません。
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 こういう顔をする時は、実は結構気に入っていることが多いです。神経を研ぎ澄まして思いきり味わうと、どうしてもこんな表情になってしまうみたい。
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 「美味しい!」。次々と、綺羅のお腹に収まっていくパン達です…

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 そして私はミシェル・ブラスへ。私の中に漠然とあったブラス氏の情報を記します。間違いがあれば、ご指摘いただきたいです。正式な料理学校などに行かず、料理人であった母親に調理を学んだ彼は、引き継いだお店で着々と成功を収めてミシュラン三ツ星も獲得。森の散策を大きな趣味とし、自然を基調とした料理の世界を展開する。スペシャリティは、ガルグイユーというサラダとクーラン・ショコラというフォンダン・ショコラの前身となったデザート…こんな感じでいかがでしょうか。(上)正面の自動ドアを初め、あちこちにモチーフとされているCistreという植物が。調べてみたところ、Fenouil des Alpes(アルプスのフェンネル、ウイキョウ)と呼ばれる植物と同一種でしょうか?
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 (左)まずは「待合室」に通されます…例えどんなに待ち時間が短くても!?(右)ただでさえ整然として美しいテーブルが、すぐ外の雲景色と共にあると更に映えます。
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 「どのようなものかしら…」と、多少は冷静に構えていたつもりです。でも。しかし。「うわぁ、綺麗!!」「美味しーい!」。お料理を運んでくれるマキシムさんに、次々と感嘆の声(しかも稚拙な言葉ばかりで!)を漏らしてしまう私。(左)アミューズ・ブッシュは、向こうからコンソメのジュレ/サーモンとハーブのムース/ユリ根とカブの何かわからないけれど、もう大変素敵な物!(右)多大に彼のスペシャリティの一つである、「Gargouillouガルグイユー」が登場!こちらが前菜です。前菜大好きな私にとって、これほどの感激はありません!ほのかに、バニラオイルの香りが。彼らにとっては定番のこちら、私には一生に一度とも言える特別な宝物です。
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 毎回変わる、原材料の数。今回のそれは…驚かないで下さいよ…36種類の野菜、31種類のハーブ、11種類の花、そして10種類のソース。ソースはビーツ(ビート、砂糖大根)を煮詰めたリダクションなどですが、例えばこちらは使用される野菜とはだぶっていないんです。「ただし」給仕のマキシムは「3〜4種類のミントやバジルなどを別タイプとして数えるから、ハーブは全く違ったものと言うわけではないのだけれど」と笑っていましたが、いえいえ、例えばわざわざスイートバジルやミントバジルなどを組み合わせて繊細な味を作り出す方がすごいですよ!とにかく、いやぁ…滅法素晴らしい一皿でした。めちゃくちゃ美味しいです!
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 次は、フォアグラが来てしまいました。ナチュラルに調理されたフォアグラが、ヌガティンという紙のように薄いヌガーでサンドイッチのように挟まれて供されます。横に天の川のように添えられている、粉状のヘーゼルナッツが味つけです。ルッコラの葉が刺さるのは、オレンジ・チャツネ。これに加え、レモン風味のブルグル(挽き割り小麦)が乗ります。控え目に垂らされているのは、レモンマリーゴールドのヴィネグレット。あまりに幸せでもう、逃げだしたくなるほどでした!「これが夢なら覚めないで…」とかもよく聞きますが、私は「幸せ過ぎて怖くなる」性質なのですねぇ。それで、逃げ出す。初めて知りました。いえ、もちろん逃げ出すどころか最後の一かけらまで意地汚く堪能しましたけれど!?

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 ビーフのローストに、根セロリ(セロリラブ、芋セロリ、セロリアック)とホースラディッシュ(西洋ワサビ)のピュレに緑と白のスイスチャードが添えられたのが、メインディッシュ。神戸牛のように蕩けるような食感を求めず、敢えて脂肪分の少ないこちらの牛肉を九州地方から入手して使用しているとか。ここ洞爺でも本店ライオールと同様のスタイルを感じていただこうという、ミシェル・ブラス氏の考えだそうです。
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 よく知られる、ライオール地方のナイフ。使用しているレストランも、結構よく見かけます。これだけは多言語に訳さずに原文で、というブラス氏の意向で仏語そのままのメモが添えられます。パン!そば粉入りです。こちらが楽しめるのは、このレストランのみ。お料理の味を崩さずに、主張し過ぎずにコースを支えます。
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 フランス産、北海道産、ミックスされたチーズ達。お好み…というか、好奇心で選びます。
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 自分の天性の勘を信じない私は、全種類試してみたくなりました。味の区別がつかなくなるので普通はいけませんが、これらは全ていい意味で個性があって。全て楽しめました。いよいよデザートに突入。ご覧になれますか?これ、全部ミニチュアサイズなのです!爪楊枝の大きさで、比べてみて下さい。マンゴーのソルベ、コーヒームースのヌガー巻き、チーズケーキにココナッツアイスのホワイトチョコレート包み。ちなみに横倒しのチョコレート・コーティングされたブリオッシュは、これだけのために毎日焼かれているのですって。焼き立てを鷲掴みで食べたいなぁ…
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 そして!いよいよ登場です、Coulant Chocolat。本来なら、新鮮なフルーツとラムレーズンで風味づけされたバナナのアイスクリームが添えられた温かいメープルと胡桃バージョンのクーランがコースに含まれていたのです。だけど、やはり定番の味が知りたい。メープルのクーランを、特別にプレーンなそれに代えていただきました。むしろもったいないような気もしましたが、後悔しないでいきましょう。(右)あの…私、戦法を誤りました。間違った攻め方です!「フォンダン・ショコラのずっとプロフェッショナルで美味しい版だろうなぁ」だなんて、完全なる誤解でした。これね、まずフォンダン・ショコラではありません。別物です。スプーンに当たったのは、ふわっとしたスポンジではなくてサクッとしたビスキュイ。「あらら」と気づいた時には、もう遅く。ビスケットの城壁は崩れ、中から流れ出したのはトロリとしたチョコレートと言うよりも、まるでホットチョコレート!もっとすごいのは、このチョコレートの洪水が10秒以上は続いたということ。スプーンで必死にすくおう(救おう?)とするも、お皿いっぱいに広がって無理です。
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 以下、ミシェル・ブラスにていただける小冊子の抜粋の和訳です。「1981年のレシピ完成以来、チョコレート、コーヒー、キャラメル、そして後にラズベリーやブルーベリーやイチジクなど、さまざまなヴァリエーションが創造されました。2年の歳月をかけて生まれたこのレシピが頂点を極めた時の感激と喜びは、とても描写できたものではありません。誰も、この瞬間を我々の手から盗める者は存在しないのです。世界中に存在するクーランの偽物が、全く私に不快感を与えないのはこのためなのです…(以下略)」
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 クーランの興奮冷めやらぬままのうちに供されるコーヒーゼリーとミントのデザート。
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 厨房を見せていただき、感動です。もちろんそこには、あのクーランを焼いたオーブンも!シェフの方に色々お話を伺いました。
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 さて、なぜ私がキッチンを見せてもらったかといいますと…コースの最後の方に、「ママー!!」とパスタを食べた綺羅が母に連れられて飛び込んで来たのです。他にお客様もいらっしゃらなかったので、「いいですよ」と皆さん綺羅に好きに散策させて下さいました。どんな状況でも、「お子様はご遠慮いただいております」と断るレストランが多いので、これには正直ビックリ+感動しました。安心してコースを楽しむ私に、マキシムは「この子にキッチンを見せてもいい?」と尋ねました。「もちろんです…」と微妙な表情の私。だって、私だって厨房を覗きたい!それでデザートを大満足で終えた後、傑作料理の数々が生み出される台所に足を運んだわけでした。(左)12月に女の子のパパになるマキシム。「練習しておかなくてはね」と、ほどけた綺羅の靴ひもを結んでくれます。(右)写真嫌いの綺羅、シェフのお隣でもこんな感じです。満面の笑みとの対比がすごい!
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 「今度は、ここに来る!」。綺羅はお隣のアフリカ料理のレストランが気になったよう。でもミシェル・ブラスもいいかもよ!?確か週末のランチだったか、週に一度は子供が食べられるようにしているのだとか。贅沢なお子様ランチになりそうですね!?

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2008年09月25日

再び、北国へ@ロブション〜大滝村ジェラート

 毎朝起きて、その日に想像もしないことが待っている日々が続きます…とは言っても、まさかアフリカ旅行の手はずが整えられているとか、ベランダに出たら庭に白馬が繋がれているとか、そういった規模の話ではありません。ケーキを食べる約束が当日キャンセルになったと思ったら午後には初ディズニーシーに行っていたり、一年に一度行くか行かないかという渋谷でなぜか二晩連続でパフェを食べることになったり。もう自分でもわけがわかりませんが、何でも「え、突然!?」になるトリックは単なる「無計画さ」なのだなぁと最近自覚しました。
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 Mocaちゃんと六本木ヒルズのラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション(これいつも困惑するのですが、ロ「ビュ」ションでは?)で軽めの夜ご飯。(左)Mocaちゃんが頼んだのは、ウズラでしたか?(右)私はフォアグラのハンバーガーを選択。「ポテトもいかがですか?」…とわざわざ尋ねられるまでもなく、ちゃーんと付いてくるのです。これね、添えられたケチャップがまた逸品!思わずレシピを伺ってしまいました。少しの手間と工夫でこんな味が出せるとは、感動です。
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 (左)実はこんなミニサイズなのでした!でもフォアグラは分厚くて嬉しいです。(右)その翌日には、私は機上の人に。北海道へ帰省です(また)。写真は、二着の水着を前に悩むコロン。まだこの子が二歳にもならない頃、購入した水着がことごとく大き過ぎて。でも今ではその逆です。もう今年が精一杯かな…?
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 髪の毛を結び直して、さあ水遊び。キャップをかぶると、丸い頭が引き立ちます!
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 その日の午後。メガホン持って訪れたここはどこでしょう?ヒントは右写真のアスパラの赤ちゃん達です。
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 答えは、梅村さんの畑でした。さあ、メガホンで呼ぼう。「おぉーい、ウメムラしゃぁーん!来たよーーー!!」。
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 早速、差し入れの六花亭を広げます。胡麻大福(左)に、「六花の森 白い花の咲く頃」(右)。オオバナノエンレイソウ(渋い選択…)を模したホワイトチョコレートの中に、レモン味のマシュマロが入っています。「こういうの、私は好きではないかなぁ」などと言いながら口に運んでみたら、その美味しいこと。
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 綺羅は、他の物には目もくれずに「マルセイバターサンド」を食べます。
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 使用する予定のなかった土地でネギを栽培することにした、梅村さん。困ったことに、カボチャの芽があちらこちらに!それを抜くのが一苦労だそう。
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 (左)二十日大根がコロコロ太ってきたので、綺羅にもお土産にいただきました。必死に収穫しています!(右)ジャジャーン…そのあまりの「かっこよさ」に多少照れながら姿を現しました!「雪もないのに」とかいう、常識的な指摘は敢えてしないで下さいね!?
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 私の好きな一枚です。綺羅にスキーを履かせて、外で遊んで、無事に屋内へ送り届けて去っていく梅村さん。嬉しそうな小さい背中に笑みを浮かべて、その場を去りました。
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 その夜は、あっちゃんと焼き鳥屋さん「米澤」(以前の記事→こちら)で食べました。車を出してくれている彼女は、ノンアルコール飲料を注文。私も飲めるのは、ワイン一杯程度。二人の再会を祝して乾杯…とは言え、月に数回は仕事で東京へ赴くあっちゃん。少なくとも月に一度は一緒に遊ぶんですよね。
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 新鮮で深くて色濃い前菜です。お通しと呼ぶのかな?それから、待ちに待った焼き串群がテーブルへ!どれも素晴らしい。私の友達がこのブログを見て米澤さんに夢中になり、北海道旅行の際に立ち寄ってくれたそうです。よかった、だってここは本当に行く価値があるもの。
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 昆布〆ササミの刺身500円(左)は、一日限定3食。開店早々に行ったので食べられました!700円で、カルパッチョ仕立ての物も楽しめます。豚ガツのゆずポン酢和え、400円(右)は結構な量です。嬉しい…。ハズレがないんですよね、こちらのお店。ガツに添えられた柚子胡椒がまたいけます!
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 (左)あっちゃんが愛して止まなかった、チーズつくね。滅法美味しかったです…書いていて、また食べたくなりました。(右)おにぎりにかぶりついていても、麗しい彼女です。
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 (左)翌日。何かに感動して泣いていました。(右)大好きなお蕎麦屋さん「梅乃家」へお昼を食べに出かけました。過去に何度も紹介していますね→こちら。JR千歳駅から歩いて7分程度のこのお店に足を踏み入れると、ちょうど饂飩を打っている最中ではありませんか。もちろん「へぇー」と見入ってしまいましたよ!こーんなに大量の生地を一度に伸ばすんですね!?何メートル四方なのかしら。ちなみにお蕎麦を打つ様子は、毎朝8時過ぎより見られるそうです。
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 (左)手際よく、端から切られていく生地。ああ、こうしてうどんが出来ていく…。(右)「せっかくだから、打ち立ての饂飩食べるかい?」とおっしゃっていただいたので、注文はお蕎麦も食べられる「相盛り」にしました。
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 この日は「十割がないんです…」と申し訳なさそうに伝えて下さったウェイトレスの女性ですが、いいんですいいんです。何を食べても美味しいのはわかっていますから!
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 (左)この食べ方、すごく気に入っています!書いてあるように、三分の一ほどしかつゆを付けなくても、充分味がするんですよね。(右)お昼の休憩時間に皆さんで食べていらっしゃった、素麺。私にも快く盛って下さいました…って、本当に寛大な量ですよね!?山盛りだ…
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 (左)生花飾っていらっしゃるお蕎麦屋さんって、印象が大変よいです!(右)綺羅がリクエストしたものですから、飼い犬のゴンタにも会わせて下さることに。
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 (左)こちらがゴンタです!もう今では数少ないアイヌ犬なのですって。(右)どこのジェラートでしょう?また突然ですが、この日の午後はサミット直前の洞爺湖に行ってみました。こちらは途中の大滝村の道の駅フォーレスト276の向かいに位置する「ノースファーム星の家」で写した物で、ほぼ毎回通る度に食べます!自家農園で採れた野菜などをたっぷり使用しているのですって。なぜかいつも「桜」と「よもぎ」にしてしまうのですよね、私。ジャガイモやとうきびが気になるのに…と、こんな感じで洞爺への旅は続きます。

posted by 裕美 at 08:35| Comment(6) | TrackBack(0) | 北海道お出かけ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月20日

食べないケーキ

 たこのお刺身、ピスタチオ、カマンベールチーズ、上手に焼いたクレープ、ピザ、牛乳、ホワイトチョコレート、生クリーム、ニンニクとオリーブオイルだけ和えたシンプルな蝶々パスタ(ファルファッレ)、クロワッサン、レーズン、そして実家で作るしゃぶしゃぶとすき焼き…綺羅の好物達です。特にクレープなら平気で4〜5枚、ピザなら大きな一枚まるごとをペロリです!たこ焼きも本当は入れたいところですが、こちらは作るプロセスの方に興味がある様子。一時期あんなにはまっていたアイスクリームやソフトクリームは、最近半分しか口にしなくなりました。本当は、先に挙げた「好きなもの」でテーブルを埋め尽くしてあげたかった綺羅のお誕生日ですが、そうも行かず。お腹を壊されては困りますしね!?とは言え、「お誕生日は、何が食べたい?」と尋ねてメニューを決めましたよ。
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 (左)カナダから届いた箱の中には、オモチャやお洋服がたくさん!取り分け気に入ったのが、このサクランボ柄の一式…ワンピース、ヘアバンドの他にこのスカーフと水着も付いてきます。私が「チェリーのいいねぇ」と言うと、「チェリー、って何!?」と外来語に飛びついて来ました。(右)もともと母のお友達であった彼女、今では私のお友達でもあります。こういうのって、嬉しいですね。頻繁に綺羅のお守りをしてくれていて、お泊まりも既に何度か!ありがとうございます。
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 花束を喜ばない女性がいるのでしょうか?綺羅も、お花が大好きです!枯れてしまったら、「どじでお水あげでだどに(=お水あげていたのに、どうして枯れてしまうの)ー?」とべそをかくのがかわいそうなのですけれど。ちなみに、綺羅の大好きな黄色のお花はナリちゃんから。ワインまで、どうもありがとう!
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 (左)ゲスト到着の興奮が冷め始めたら、早速カナダ箱の開封を続行する綺羅。よく見ると、履いている靴下もお揃いのサクランボ柄ですよ!(右)キアブスちゃんは、プレゼントその他に加えてケーキ用の生クリームを買ってきてくれました。タカナシの高級なのを…すみません。
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 (左)最後に到着の友人に頼んでいた品々。綺羅の好きな「緑ジュース」、牛乳、そしてこれを忘れてはいけない「誕生日ケーキ用キャンドル」。(右)丸鶏って、日本では簡単に入手できないんですね。スーパーでは、どこでも積まれているものかと思っていました。でも見つからなくて。鶏屋さん、大型スーパー…7軒は回ったでしょうか。クリスマスの季節なら置いてある所はあったのですけれどね。しかしパーティー当日の朝、行ってみた大丸ピーコックに1000円で普通にありましたよ!「今日のメインは決まった」と胸を撫で下ろした瞬間でした。
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 綺羅のリクエストは、トマトのパスタ。イカやエビの入ったもの、とのことでした…どうせなら、二種類作りましょう。レモン味のスパゲッティも仲間に加えました。
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 (左)「ぐりとぐら」の絵本のように、皆でカステラをちぎって分けて食べようね…と、大きな型で焼きました。「この前のは、うまく行ったのにな」と負け惜しみを呟くことになった、情けない出来栄えでしたが。でもね、味はよかったですよ。焼き立てでしたが、翌日がもっと美味しい。(右)対して、福砂屋の美しいカステラがここに!なんと、ゲストの一人しんくんがお土産にと持って来てくれたのでした。うーん、美味しい。こちらの最中も大好き。各自、食べる際に好みの量の餡を挟んで作るタイプです。綺羅は最中作り中毒になってしまいました!
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 「マルドリ、食べたい!」。前日の丸鶏探しの旅の途中から、ずっと叫んでいた綺羅。丸鶏がどこでも手に入るモントリオールでは、あまり興味を示さなかったのにねぇ!?でもまぁ、大喜びしてくれたからよかったです。
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 キアブスちゃんの顔を見る度に、「タクヤキ(たこ焼き)、作るー?」と誘っていた綺羅。念願叶いました…ハッピー・バースデーですね。お手伝いをしようとした綺羅、桜エビを(本当に)大量投入してくれましたよ。
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 (左)毎回、美味しいワインを持ち寄ってくれる池君としん君。ちなみに「〜君」「〜くん」を「クン」にすると、少年マガジンっぽいですね。(右)パーティーを台無しにしてくれた、開拓おかきです!どういうことかと言いますと。おつまみとして出す→美味しくて皆食べ過ぎてしまう→結果、私のお料理が出来あがっても、お腹が膨れているのでどうも士気が下がっている…というわけですよ。困る…。
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 突如作ることになったケーキ。最初は、カステラだけにしようかと考えていたのですよ。でも綺羅の熱烈な訴えによって、お昼過ぎに焦ってスポンジを焼くことに!この子、苺は食べないんですよ。では、なぜ?絵本などに出てくる「バースデーケーキ」が欲しかったようなんです。そういうのは全部、生クリームのデコレーションにイチゴが並べられている丸いケーキですものね。本人には食べてもらえないとわかって作るのは妙な感じですが、喜んでくれるならそれでいいかな?
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 いよいよ、のプレゼント開封!誕生日=プレゼントという仕組みさえ、よくわかっていない様子だった綺羅。「何だか釈然としないけど、いいわー」とでも思っていたのでしょうか?左写真は、キアブスちゃんからのプレゼント(の一部)。「ハッピーバースデー」のメロディを奏でる、オレンジのお花です。ntk12.jpg
 (左)池君としん君、ありがとう!「考える積木」ですって。翌日も「かんがえるツミキ、もらったね!」と何度も嬉しさを確認していました。(右)しん君もタコ焼きに挑戦…結果は、完璧に真ん丸な芸術品が生まれました。すごいですね?
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 (左)ラップトップ上、お姫様の画像などを食い入るように見つめる綺羅。(右)そして、いよいよ本人もご正装。
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まだ6月だったとは言え、エアコンなしではじっとりとした日でした。なのに、このポリエステル100%のドレスを絶対に脱ごうとしなかった綺羅。代わりに、涼やかな笑顔の応酬…女の子です!ヤマトタケルノミコト・カットは、綺羅のイメージの白雪姫の髪型です。これではないと、ダメみたい、。
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 (左)翌日、私の実家からのプレゼントも届きました。宝の山を前に、理性を失った探検家のような表情を見せる綺羅です。「したきりすずめ」で、絶対に大きなつづらを選ぶタイプかな?(右)母が「ピアノでも習わせたら?」と勧めるので、近所の楽器教室へ。そこで綺羅が大きな興味を示したのが…メロフォンという、この金管楽器です。音も出たのではなかったかな?では、これをやってみようか…と決めかけたのですが、残念ながら現在では生産中止。演奏が難しくなるホルンと見た目が似ています。うーんでも。お手頃月謝でホルンを子供に教えてくれる教室は、何だかなさそうです。
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 (左)ホルンにするか、やはり気分が盛り上がっていたピアノにするか…真剣に考え中。(右)お誕生日プレゼントの一環として、ディズニーランドへ。舞浜の駅を降りたばかりの時点で既に「また来ようねぃ!」と至福の表情で漏らしていたのが、おかしくておかしくて。うん、絶対に来よう!
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 (左)何だか微妙な顔つき。綺羅は、ジャングルブックをまだ知らないしねぇ。(右)私これ、開園の年に行って三時間以上並んだんですよね…苦い思い出の、ダンボです。今でも結構待ちますよね?
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 帰りは、大雨にも負けずにしぶとくイクスピアリに寄りました。初イクスピアリです!最初は「ピエール・エルメ(ここのエルメはブッフェも毎月末に開催中)」目当てでしたが、Vera Pizzaの認定看板を見つけて入ったのは「ピッタ ゼロゼロ イクスピアリ店」。定番のマルゲリータを注文します。
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 ここのカルボナーラはインパクトありますね。真っ二つにした大きなパルメザンチーズに直接、これ↑ですから。メニューを拝見して、「ああ、このカルボナーラ、聞いたことあるなぁ。ここだったんだ!」と嬉しくなりましたよ。
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 (左)予想通り、すごく濃厚!こういう風に目の前でパフォーマンスしてくれる一皿って、頼んで得したような気になります!(右)続いて、エルメへ。ちょうど商品が入れ替わって間もなくの時季で、あれもこれも…と目移りしてしまいました。デザートブッフェ開催日に当たってしまいましたので、店内では食べられません。外のテーブルに腰かけて、宴を開始。
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 (左)アステクAztecです。ミューズリ入りサブレ+バルサミコ酢入りオレンジコンポート+チョコレート生地+チョコレートムース。(右)エモーション・わさびEmotion Wasabi…その名の通り、山葵使いの一品。上から、抹茶のマシュマロ+ワサビのジュレ+ワサビのマスカルポーネクリーム+グレープフルーツの実のコンフィといった具合い。何だかすごいです。私好みの味ではありませんでしたが、「美味しくない」というわけでは決してなく、あくまで上質なデザートを口にしている印象を受けました。
 最初に列挙した綺羅の好物ですが、この子がホワイトチョコに開眼したのがエルメのお菓子に使用されているのを口にした瞬間でした。以来、ホワイトチョコ食べる!と、事あるごとに目を輝かせています。エルメ近くの紀伊国屋スーパーで六花亭のホワイトチョコが販売されているので、いつも助けてもらうことに。一枚130円という低価格も嬉しいですし、何と言っても材料に気になる物が入っていない!これからもお世話になる予定です…

posted by 裕美 at 09:00| Comment(18) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

一陽来復…not

 きっともう15年以上も前、高校の同級生のみなこと映画に行きました。「永遠に美しく…」にあまり興味がなく、他に上映していた「ウェインズ・ワールド」に決めた私達。適当に選んだのですが最高に面白く、今でもお気に入りの作品です。とは言え、実は絶対不人気の2の方が数段面白いと感じているのですが。マイク・マイヤーズが痛々しい80年代のヘヴィーメタル好きな若者・ウェインを演じているこちらの作品、日本でオースティン・パワーズがヒットした際にやっと脚光を浴びることになるのでは!?と淡い期待を抱いたものです。このウェインと友達のガースがよく口にする「…not!(「…なーんてね!?」という感じの意味の、恥ずかしい若者語)」ですが、このnot!を痛感したのがこの最後の帯広滞在日でした。「連休も明けて、すっかり春の陽気ですねぇ…」の後に、使いましょうか。
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 (左)前回の日記で書いたとおり、まだ「こういうおうちに住みたいの!」を諦めずに訴え続けながらお絵かき。(右)翌朝。こんな写真を載せて申し訳ありません…最近、こういう生意気な抗戦をするようになった、写真嫌いの綺羅です。
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 (左)チェックアウト直前、エレベーター横の大きな窓の近くに腰かけて外を眺めます。(右)ロビーで最後の一はしゃぎ。
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 (左)ブランチから、何を食べているのか?なごやか亭で、回っているお寿司を楽しみました。50貫食べる私は、回転寿司が楽しくて仕方がありません!ふと気が付くと、お皿が20枚重なっているんですよねぇ…。(右)桜!しかも、まだ8分咲き!うわぁ、北の国だわ…と、観光客のように日本という国の気候の違いを楽しんでしまいます。帯広動物園にて。
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 もともと冷え性の私は、もう寒くて寒くて!情けないことに、途中で「棄権」してしまったほどです。一時間半後に一人で駐車場まで戻り(それも北斗の拳の難民のようにフラフラしながらやっとの思いで!)、車の中へ…しかしエンジンのかけ方がわからず、縮こまっているのが精一杯。辛い…。こうなるともう、「北国だなぁー!!」とは素直に楽しめません。
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 「リャイオンしゃん、中に人入ってるから喋らないんだね!」を大威張りで連発する綺羅。典型的な「かわいくない子供」ではありませんか!しかしライオンさんが行ってしまった後に、「あの中に、本物のリャイオンしゃんが入ってるんだよ!本物の、リャイオンしゃんが、お面かぶって、ああいうシッポ付けて、リャイオンしゃんのキグルミ(着ぐるみ)、着てるの!」。思わず笑ってしまった私です!
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 (左)左端、赤い帽子が園長さんです。(右)日本国内の全てのカバの系図です!行ったことのある動物園にいるカバ達を探したりできて、興味深いですよね。
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 (左)「象しゃーん!象しゃーん!!」必死に話しかける綺羅。よかったねぇ。身体は凍えながらも、心が暖かくなるのがわかります。(右)「おめでとうございます、お父様!元気な男のお子さんですよ!」とでも言われたかのような綺羅でした。緊張で緊張で、体も顔もこわばったまま!モルモットを膝に乗せられている間中、微動だにせず…と言うか、「できず」。やっと一言、見ることもままならないで「かわ、いい、ねぇ〜…」と蚊の鳴くような甲高い声を発しました。2分後、「もういい?」と尋ねると、「…うん」とカクカク首を縦に振りました。本当、パパになった瞬間のような!?
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 「リャイオンさんは、どこに住んでる?」と尋ねられ、生息する国名を必死に考える私。すかさず綺羅が「サバンナ、にいるんだよ」と教えます。ああそうだねぇ、ライオンさんは国境関係ないよねぇ。私は、難しく考え過ぎてしまったみたいです。何でも見て、聞いて、訊いて、吸収するこの子にもっともっと色々な情報を与えてあげたくなります。
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 (左)避寒所…ではなく、観覧車です。この後、私は見事に白旗を掲げて車へ戻りました…。(右)ところどころ、寄り道しながら帰路につきます。まずは、はるこまベーカリー(北海道帯広市西19条南5丁目45-18 電話0155-38-5311 ファックス0155-38-5312 8:30〜19:00営業 日曜・第三月曜定休)。HPはこちらです→はるこまベーカリー
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 (左)なぜか「はるこまさん」と呼びたくなります。地元の方々は、どう呼ばれているのでしょう?ハニービー(150円)という、蜂蜜とバターたっぷりのパンを選びました。(右)六花亭へも寄りました。本店ではなく、通り道沿いの西帯店です。前日見かけた「ちまき」を目指したのですが、既に売り切れでした…毎年、確かこどもの日時期の2、3日間しか販売しないんですよね。その動揺は、隠しきれないほどでした。隠しましたけれど…
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 次は、これも気になっていたお団子屋さんの「福いち(北海道帯広市西16条南4丁目32 電話0155-35-5116 10:00〜18:00営業 祝日を除く月・火定休)」。10人以上は並んでいました。狭い店内からは、順番待ちの人が溢れ出しそう!外は雨です。どうか、誰も溢れ出しませんように…しかし悪天候には全く関係なんてないように、最後尾にはどんどん人が連なります。その理由は、美味しいから。一口食べて、すぐにそうわかりました。黒あん、えんどう、白あん、胡麻。各55円。小ぶりで、何種類も食べられます!
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 今度こそ本当に帰る!と決意したものの、母が車窓から後ろに走り去る山の峰を指差して「あんな所にカフェがあるわ!」と声を上げました。わざわざ戻ってみることに。(左)駐車場は少し離れた手前にあり、傘が置かれていました。(右)一歩足を踏み入れると、「落ち着いた空間」というのはこういうものなのだろうなぁ…と実感しました。
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 (左)素朴な焼き菓子の並ぶデザートメニューがぴったり私の好みにはまり、胸が躍ったわけですが…(右)なんと、ショーケースは空っぽ!!連休ということでたくさんの方が訪れ、売り切れてしまったとのことです。
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 お店は新しく、今回が初めてのゴールデンウィーク。オーナーの女性は、どの程度ケーキが出るのか読めなかった…と申し訳なさそうにおっしゃって下さいました。しかし、棚にはまだサブレなどが残っていたのです。何気なく口にしたのですが、ものすごーく香ばしくて驚きました!バターの風味がガツンと襲います。
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 (左)素晴らしい見晴らしの窓が、テーブルのすぐ横に!(右)14時まで供されている、サワラビ膳(1000円)が気になりました。かき揚げ、鶏の甘辛煮、だし巻き卵の付いた、うどん膳(800円)も食べてみたいなぁ…次回は絶対に、ね。
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 「私、キャラメルマキアート!」。母の放った言葉に驚いた私です。何だか色々なカフェに遊びに行っているのね…いいことです!思わず心の中でニッコリしました。
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 また、来ようねぃ。
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 (左)雪の下で育ち続けていたのでしょうか。踏みつけられたようなヨモギの香りが、あちらこちらに漂っていました。(右)千歳に向けて、出発。車の外は、こんな感じ。外の気温は二度だったかな?
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 (左)六花亭西帯店では、ちまきは見つけられませんでしたが…帯広市内限定販売のこんなシフォンは5つ手に入れました!2つは千歳屋のあこちゃんと東京のキアブスちゃんへのお土産に。そして、残りは東京へ持ち帰り、自分で食べました。(右)その夜の綺羅。じーっと見つめてしまいます。
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 寒くて寒くて、どうしよう!と顔が歪んでしまいましたが、やはり美しいです。私は人物画しか描けませんが、こういった見事な色の調和を目の当たりにするとやはり絵筆を握ってみたくなりますね。地平線の広がる風景が知られる帯広ですが、ほら、山も綺麗です。

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2008年07月04日

黄金週間

 初めて買ったレコード(もちろんシングル)が谷山浩子という過去に我ながら驚いてしまうのですが、確か二枚目に購入したのが「今だから」です。松任谷由美・小田和正・財津和夫が歌う、今でも好きな曲。当時は「ひょうきん族」のひょうきんベストテンでも山田邦子などでパロディ映像が流れていたほどの認知度があったのに、今では覚えていらっしゃる方が極端に少ないのが不思議です。20年以上経って聴き直してみると、歌詞がグンと身近に感じられて戸惑いました。きっと後20年して針を落とすと、また違う気持ちが湧き起こって来るのでしょうね。20年前、私はこの北海道の田舎でフロリダに越した幼馴染の教えてくれた刺激的なアメリカ話が忘れられずにいました。彼女の送ってくれるLAガンズのベーシストのサインなどを壁に貼りながら、絶対に彼女を訪ねてマイアミへ行く日のことを夢見ていたのです…
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 梅村さんの農園へ遊びに行きました。毎回、自分で自分を招待する私です。手土産は、定番の六花亭。梅村さん達はいつでも食べられるのですが、ついついコーフン冷めやらず持って行ってしまうんですよね。地元の方って、季節商品や新商品に対して結構「あら、こんなの今出てるんだぁ」という感じですので。啓蒙しなくては!どこに導くわけでもありませんが。とにかく、お兄ちゃんの姿に注目!和菓子が大好きなんですよ。わき目も振らず、慈しんでくれています。啓蒙できた…
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 (左)新商品「十勝六花」を見た途端、「ああ、パイか…じゃぁいいや」と席を立った彼。洋風なモノは苦手なようで…以前アイスクリーム屋さんに行った際も、「寝てる」と車内に残ったのですよ。子供なのに!とにかくこの十勝六花、発売当初は売り切れ続出だった人気ぶり+美味しさです。シナモン・チョコ・チーズ味の三種入り。シナモン嫌いな綺羅、このお菓子はシナモン味しか食べないんですよ。面白いですよねぇ。(右)行き着いた先は、トラクターの上。
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 (左)綺羅の「プリキュア」洗礼の瞬間!梅村さんの娘さんの持っていたオモチャにもう夢中です。今では「プリキュア!」と自分で大声を上げながら変身しています。最近では、髪の毛もああいう風に伸ばしてくれぃ…と懇願してくるので、困っています。もうちょっと現実感のある方向で、ヘアアレンジをしてあげようと四苦八苦する毎日ですよ。結局挫折して、一まとめにしてしまうわけですが。女の子ですねぇ。(右)どんどん顔を出す、植物の赤ちゃん達。
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 今年はレモンきゅうりや木イチゴのなるホウレン草など、期待の新人も盛りだくさんですよ!
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 土を運ぶ→ポットに詰める。さて、何の種を植えるのでしょう?
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 種を植えたら、どんどん台の上に並べて行きます。綺羅も言われた通りにこなしてみます…10個くらいで飽きましたが。残りは数百個!
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 (左)植えていたのは、カボチャの種でした!お姉ちゃんに教えてもらって、見よう見まねで頑張ります。なかなか上手よ。でもお姉ちゃんは、さすがにうまい!(右)倉庫で見つけたスキーを装着してもらって、ゴキゲン(そうは見えませんが、これが綺羅の嬉し顔!)です。
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 おねえちゃんと、いっしょ。綺羅は本当に楽しそう!すっかりスキーブームです。ものすごく実りある一日を過ごさせていただきました。ありがとう!また次も、私は六花亭を持って遊びに行くのだろうな。
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 夜は、高校時代の友達と集まりました。左から二人目の子とは、新百合ヶ丘で一時期ルームメイト同士だったんですよ。右から二人目の友達は、以前にも紹介した「チキューのためにできること」というお店のマネージャーを務めています。そして左端はおなじみのイトコ、あっちゃんです。札幌駅についてから(!)、得意のワガママで「今、札幌に着いたの。10分でもいいから、会いに来て!」と連絡。そりゃぁ私は10分でもいいかもしれませんが、金曜日に突然そんなことを言われたあっちゃんは…なんと、きちんと現われてくれました。本当にいつもありがとう!
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 元ルームメイトの提案で、Sinner Cafeシナーカフェという、メキシコ風料理を出すお店へ!lここに載せた以外にも、もっとたくさん食べました。一皿のボリュームがすごい、と友達は何度も警告していましたが、私にとっては普通サイズ。朝飯前です!
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 腹八分目でお店を後にしました…楽しくて、会わなかった時間の流れが止まったかのよう。またすぐ会える距離って、嬉しいですね。
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 (左)翌日は、帯広へ向かいました。約3時間のドライブ。綺羅を遊ばせるために、途中で神社に停まります。5月の連休最後の方では、まだ桜は満開とは行きません。道央(札幌周辺)より確実に寒いです!(右)なぜ私が帯広を狙ったか…それはもちろん、ここ!六花亭本店のためです!!ああ、まばゆい…何だか四角いですが。
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 本店のみで販売のお菓子達が結構あります!コーヒーとキャラメルのムース(左)やグレープフルーツのレアチーズ(右)など。わけもなく、緊張している私。気が小さいです。
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 こちら、有名です。さくさくパイ。マルセイバターサンドもそうですが、こういった品を販売しているのは何も六花亭ばかりではありません。では、なぜそんなに「美味しい!」とおっしゃる方が多いのか…食べてみるとね、答えが出ますよ。恋に落ちてしまいました。帯広に引越したいですよ。
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 ケーキも1ピース120円〜。スーパー価格ですね。でも添加物などほとんど抑えて、大変美味しい物ばかりです。利益を追うことを故意に避けていらっしゃるのですって。「こういうお菓子屋さん、あったらいいなぁ」がこの六花亭ですよね。しかも結構たくさんの店舗で、コーヒー飲み放題なのです。
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 「タビナイ(食べない)!」と頑固っぷりを見せつけていたゴロンですが、ソフトクリームを出されるとイチコロ。意気揚々と二階の喫茶室へ向かいます!
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 ただの喫茶室じゃないですね、本店ですから!もちろんこれを注文するでしょう…ワゴンサービスです。
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 季節モノ中心に数種類選んでも、まだ心残りが。(右)桜のムースです。ピスタチオアングレースソースの上に、チーズと桜のチーズ、2層のムースを重ねました。桜の味が春を感じさせるデザートです(メニューより)。
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 (左)早春帯広の森、420円。軽い口当たりのチーズケーキに、苺クリームを絞りました。帯広の森の季節シリーズです(メニューより)。
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 綺羅はマルセイバターサンドの大ファンで、それ以外(ソフトクリームは別ですが)は興味がない様子です。しかし食事は別腹で、アスパラベーコンピザは一枚食べてしまいました!いいですねぇ。
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 (左)六花亭では、お客様を歓迎する意味を持って、床に水を撒いて常に濡れた状態を保っています。「危ないから」「気をつけなさい」と注意しているのに、子供はそんなのを守れるはずはありません!スッテンコロリン、ふんぎゃぁと泣き声を響かせます。でもマルセイバターサンドは放さず…。(右)これもなかなか美味しい、チーズ風味のビスケット「リッチランド」です。小学生の詩が数種類印刷されているんですよ。思わず読み入ってしまいますよね。
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 (左)六花亭本店来店の証として、リーフタグがいただけるんです。(右)裏は犬。
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 (左)六花亭のお隣にある洋食屋さん、夜の営業は17時〜。18時に訪れると、もういっぱいでした。行かれるなら、本当お早めに! (右)夜は、少し車を走らせて「ピノキオ」(帯広市西十九条南2-31-3-10 電話0155-41-5658 月曜定休 地図はこちら)へ。緑のオムライスを注文してみました…変わった味かとドキドキしながら口へ運びましたが、あっさりしていましたよ。あっという間になくなりました。
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 熱帯魚もいて、綺羅は楽しかったよう。大きな笑みがこぼれていました。
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 宿泊先は、日航ホテル。「こんなお家がよかった!」と何度も何度も叫んでいた綺羅。ママだって、同じ気持ちだけれど…私達には、こういうスタイリッシュなインテリアに囲まれた日常は似合わないよ?取り敢えず、明日の帯広動物園に備えてリラックスしましょうか。

posted by 裕美 at 17:00| Comment(7) | TrackBack(0) | 北海道お出かけ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月03日

桜は続く。

 桜の花は控えめながら、満開時には異常な迫力を醸し出します。しかしその時期に少しだけ先駆けて艶やかな姿を披露する木蓮がいます。気付けば儚げに肩に乗っている桜は美しいですが、突然ボカンと頭を殴って来る木蓮の大きな花びらっていいですよね。「散る」という切なさはなく、まさに重力に負けての落下という感じ…唐突な書き出しですが、その頃から更新を怠っていたこのブログです。取り敢えず、順を追って五月の北海道旅行から綴りましょうか。
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 羽田空港にて。浅草の洋食屋「ヨシカミ」さんが入っています。最初はオムライスのみの注文、しかし…我慢できず、「ハヤシライスも頼んでくる!」と立ち上がる私。いつもの展開に、慣れた様子のキラスケ。
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 機内に入ると、気分が一気に盛り上がります。思わず写真をパシャパシャ…「電子機器のご使用はお控え下さいね」と穏やかに諭され、「そうでした…」とハッとした私。ごめんなさい。しかも写真大嫌いの綺羅はご機嫌ナナメに。あーあ。
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 しかし、「ママみたいだねぇー!」と言われるとマンザラでもない感じです。そう、嬉しさをグッとこらえていますがこれがこの子の喜んだ表情の一つ。「無骨な自分で、すみません」…。
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 実家は「綺羅ちゃん一色」で、夕食の席に仮に私がいなかったとしても気付かれないのでは!?といった状態ですが、到着直後はまだ少し私の価値も残っています。それを大いに利用して、空港から家に向かう途中、通り道にある大型スーパー「ポスフール」で車を少し停めてもらうのですよ。だってそこに、六花亭があるから!空港でここの商品をお買い上げの方が多いですが、私は断然この支店に立ち寄ることをオススメします!市内ですので、手軽に立ち寄れるんですよ。ここでは当然、「マルセイバターサンド」や「ストロベリーチョコ」、「さくさくカプチーノ霜だたみ」以外のお菓子が見つかります。上の写真は、5月の季節商品「八十八夜」。「愛知県下山で有機栽培された抹茶でつくるこし餡入りのお団子です。別添の抹茶をふりかけてお召し上がりください」と表面に記述がありました。こういった季節限定商品や月替わりシフォンがまたたまらなく美味ですので、絶対に逃せないほど。ちなみに、7月はこういった感じです→「季節商品 7月
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 夜は駅前食堂「ちとせや」へ。山菜がたくさん出てきて、嬉しかったです!この時期の北海道に来ると、ついつい木々の中に「たらの芽」を探してしまっているほどの山菜DNAを持っている私…とは言え、全然詳しくないのが残念です。だって実は、いつもクマの臭いにおびえながら「帰りたい…」と震え上がっていたのですから。(左)菜の花。(右)「しどけ」です。偶然にも上野で売られていましたが、岩手県で採れるようですね?追分という村付近にも自生しているんですって。
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 どんどん出てきます!三つ葉などの定番種もまたよし…
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 「これ、食うか?」と出して来てくれたのが、北寄貝。はい、遠慮なく食います。
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 (左)素焼きのタケノコ。この時は、まだ出始めだったんですよ。(右)お土産は、六花亭のシフォン。抹茶ですねぇ。私にとって、この中に入った大納言小豆が全て。本当に!美味しいです。「よもぎシフォン」や「さくらシフォン」にも入っていたような?
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 そして、ゴールデンウィークの最中にお出かけの私達。張り切って車を走らせましたが、取り敢えず何か食べなくてはね…で、焼き肉です。「寿々園 OHANA」(北海道千歳市豊里5-2-8 電話0123-27-2990 地図はこちら→寿々園OHANA)があったので、そこへ!(右)私にとって焼き肉屋とくれば、「骨付きカルビ」などではなく「レバ刺し」です!で、迷うことなくユッケレバ刺しを注文。
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 左は、「赤ベラ」という豚の咽の部分のどこか…。このように、少し変わった部位を選びました。
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 (左)焼肉屋さんのご飯…と言いますと、やはり白いご飯でしょうか?私はビビンバが大好きなんです。どうしても、どんなにお腹がいっぱいでも、頼まなくてはガマンできないほど!(右)GW中でしたが、私達の目的地には誰の姿も見えません!「白老温泉ホテル」です。夕方が近づくと、だんだん入っていらっしゃる方も増えました。
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 千歳屋、再びです。あこちゃんが一生懸命「何か」を組み立てていました…BBQグリル(と言う?ロースターなのでしょうか)です!週末に、お花見がてらバーベキューするためにコストコで購入したとのこと。最初は私が英語の説明書を読んでいましたが、言葉が出来るのと組み立てる能力は別ですね?アリソンや浜ちゃんが手伝った途端に、見事完成。文殊の知恵です!
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 そうこうしているうちに、特大ホッケ(左)や鱈(右)などが供されます。
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 それにしても、千歳屋の忙しそうなこと!ものすごい活気です。土日のお昼限定ですが、お隣にあこちゃんのカレー屋さんもオープン。すごいですね、おめでとう!(右)宴会用に、お隣のカレー屋キッチンで大皿ニョッキを作ります。
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 今回の手土産は、サン・ドミニックのロールケーキ「ルーロー・オ・フリュイ(フルーツロール) 」です。以前の日記でjも紹介しました→「桜を目指して、日本!」全国一にもなったことのあるこの品、「うわぁー美味しい!」とさすがに評判がよかったのでひと安心!季節に応じて、中の果物も変ってくるのだとか。
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 左写真、右手前…知った顔との、久々の再会です。実は以前の千歳屋の紹介の時に、写真を載せさせてもらったこともあるんですよ。会社の後輩さん達を引き連れてやって来てくれました。仕事内容とは全く関係ないのですが、テニス後ということで皆さんジャージなのです。女の子は奥、男性陣は出入り口側に座ります。(右)宴会の終盤は、こういうポーズがチラホラと見られますね。
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 あこちゃんの店の看板です!月〜金まで普通にお仕事こなして、週末のお昼はカレー屋さん。「ずっとやってみたい事だったから」と、大変だけれど楽しくて仕方がないそう。お客さんの入りも順調です。頑張ってね、応援しています!
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 (左)最近、ファッションショーなるものに目覚めた綺羅。最近の幼児雑誌には、そういった絵が多いのね。アニメのキャラクターがモデルさんを演じているような…仕方のないことですね。しかし「ソファの上で歩くの!」とやけに何度も確認してくるなぁ?と思ったら、キャットウォークをソファの背もたれだと勘違いしていたのです!(右)そんなゴロを家に残して、私はレストラン・アキオカさんまで歩きます。華麗なカトレアの花が目に留まりました。
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 秋岡シェフがまず嬉しそうに見せて下さったのが、こちらのラディッキオ。モントリオールでは丸形タイプ(radiccio di Veronaヴェローナでしょうか?)を一般のスーパーではよく見かけました。長いタイプのradicchio di Trevisoトレヴィーゾは、リトル・イタリーまで行って入手したものです。ラディッキオは自然にこの紅紫色をしていると信じ込んでいましたが、実はこれは太陽光を遮断する水耕栽培の賜物なんですって。秋岡シェフが是非作ってほしいと頼んでも、需要を考えるとやはり難しいとのお答えしか得られなかったというのですが…春の訪れと共に、この紅いラディッキオが発見されたそう。積雪の下でも逞しく育ち続け、かつ光をうまく遮られて偶然にこうなったらしいのです。なるほどね!

 ところで、こちらは「タルティーボ」とのことでしたが、トレヴィーゾとは違う種類でしたっけ…。きちんと話を伺っていたつもりなのですが、秋岡シェフの知識に私の理解がついていけず。すみません!取り敢えず、秋岡さんのブログ記事をどうぞ→「自家製ハルユタカ100%+西川農園のとうもろこしパン」。こちらのラディッキオのことが載っていますよ!
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 まずは、前菜盛り合わせ。最初に飛びついたのは、海老と帆立の焼きテリーヌ?でいいのかな。とにかくこれがすごく美味しかったです!本当に海老とホタテの味がする。ゴロゴロ入っているんです!当り前のようでいて、「ん、どこ?あ、そう言えば微かに風味があるような?」ということも多くないですか?次の銀杏のキッシュも感動しました。「このテリーヌを超えるのはなかなか難しいのでは…」と探るように口に運んだのですが、素晴らしかったです!
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 先ほどのラディッキオを使用したリゾット。今回はわざと苦味を残して調理していただきました。たっぷり上盛りされた生ハム、本当に合います!
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 (左)ほらね、ゴロゴロ…海老とホタテの方が多いくらいですよ。(右)メインは選べなくて、二種類ならぬ三種類。ソーセージは、もちろん自家製。下に敷かれたザワークラウトも、そう。横に添えられたマスタードは、秋岡シェフのお気に入りのフランス製の物。普通の家庭や一般的なレストランでは常温で保存していますが、こちらでは冷蔵です。その方が辛味が消えないのですって。
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 猪と仔羊のローストです。どちらも素晴らしいですが、秋岡シェフは羊を強力にオススメ…食べてみて、その意味がわかりました。いえ、元々ヒツジは好きですが、こんなに美味しい物だったのですねぇ!美瑛のどちらの農場だったかな?名前が記憶にとどまっておらず、残念です。秋岡さんに今度伺っておかなくては。
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 ここ数カ月は、パンもレストランのオリジナルだとか。とうもろこしパン、じゃがいもパン。へぇー。さすがです。パン単体として美味しいだけではなく、「料理に合うパンの味」を求めて、試行錯誤の最中だとか。充分、完成されているような気がしましたが…でもそこで止まらずに努力を重ねて下さる姿勢が嬉しいです。
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 (左)メインのお皿には、大量のお野菜も乗ってきます。ありきたりの種類以外にも、目先の変わった物が。(右)いつも楽しみな、こちらのデザート達。春らしく、苺たっぷりでした!ご馳走様です。
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 毎回、本当に訪問が楽しみなこちら。最近のメニューには「牛蒡のアイスクリーム」なども載っていて、これから野菜のデザートが続々登場するよう。北海道にも、ようやく暖かな日々がやって来たのです!5月の北海道日記、次回に続きます…

posted by 裕美 at 22:37| Comment(5) | TrackBack(0) | 北海道お出かけ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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