2010年07月15日

白夜と冬桜

 若い頃、スウェーデンを訪れました。季節は、初夏。常に昼のように明るいわけではありませんが、どんなに夜が更けたってせいぜい薄暗くなる程度です。何とも不思議な感じ。23時にクラブに入る時は全体的に水色の水彩絵の具を多いきりのばして重ねたくらいの明るさで、午前3時近くに外に出たら既に真っ白に眩しいのです。すっかり白夜のことなど考えずに北欧入りしていた私は、興奮気味に一緒にいたオーストリア人の女の子に「体内時計が狂っちゃう!」と嬉しそうに不平をこぼしていたのを覚えています。
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 さて、昨年の年末日記の続きです。白夜ではないですが、「実在する不思議」を発見しに、神田‐大手町付近へと向かいました。水道橋でバレエのクラスを終えて、トコトコ地下鉄二駅の距離を歩きます。(左)神保町付近のお店で遭遇の「PHOO」。値札に書かれた名前はPOOHではなかったので、フーでよろしいかと!(右)更に歩を進めて行くと、行列のできるラーメン店が。「有名ですよー」とお客さんが教えて下さいました。今度来よう!…と心に決めたものの、この地域はなかなかなかなか来ないので、まだ訪れておりませんが。さぶちゃん、待っててね。
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 目的地到着!そして、お目当ては…桜!時は2009年、12月末。これを見る東京より北にお住まいの方は「やっぱり暖かいから、冬でも咲くことがあるの?」とビックリされるかも。いいえ、決して狂い咲きではないのです。こちらは「冬桜」という、11月〜花開く種類なんだそうです。道行く人もまばらな週末のオフィス街、ちょこんと咲き誇る姿は何だかユーモラスなような、それでいて凛とした立派さを呈しているような。
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 花びら拾いに夢中な綺羅スケ!写真ではよく見えませんが、結構見ごたえありです。群馬の方に、冬桜がたくさんある公園があるみたいです。行ってみたい!→群馬県藤岡市ウェブサイト
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 かなり高いところにいる、こちらのお猿さん。綺羅が「お猿しゃんにチュゥしたいー!」と地団駄踏んでいたところ、通りかかったスーツ姿の男性が、乗せて下さいました。「うちも娘がいてね…」と、2人のお子さんのことに触れると、思わず笑顔になっていましたっけ。(右)ブツブツと、何か交信していますよ。私は何を話しているのか聞こえず。
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 フラフラと周りに気を取られながらの散歩でしたので、異様に時間がかかってそれもまた楽しかった感じです。北欧の白夜とはロケーションも季節も程遠い日本は、もうすっかり薄暗いわけでした。もう少し待てば、夜桜が楽しめたね。
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 (左)「タマネギ!」。綺羅が、自分の発見を嬉しそうに報告です。(右)年の瀬も押し迫ってきた頃、ちょっと前にオープンしていた焼き鳥屋さんについに行ってみました。何でも、昔田端か駒込?で営業されていて、その後巣鴨→九州を経て、現在に至るとか。のれんも大きいのでわかりにくいのですが、綺羅の繭になりそうなほどビッグサイズの赤ちょうちんがぶら下がっているんですよ。
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 大きいのは、提灯やのれんだけではありませんでした。おにぎりも、この通りです。海苔が…。栄養いっぱいな感じです。そうそう、もちろん肝心の串焼きも、一本あたりの具が多いですよ。

翔ちゃん
東京都豊島区巣鴨3-25-10 ハロンハイツ1階
※巣鴨駅を出て、目の前やや左手に見えるのは川ではありません。これは、山手線の線路です。道路を渡って、この線路のすぐ右側の道を歩いて行くと、3分ほどでこちらのお店に着きます。提灯ですぐわかりますね。
電話: 03-5394-3023
営業時間: 17:30 - 24:00
定休日につきましては、お電話などでお問い合わせくださいね。

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 更に年が暮れてきた頃、今度は池袋に行く用事があったので「麺屋ごとう」さんへ。(左)ボンヤリ手前に写っているのは、キランボ頭。(右)これも写真ではわかりにくいのですが、どーんと大きい!
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 ごちそうさまでした!綺羅はノラクラ食べています。小さい頃から早食いの私とは対極的。ママも綺羅ちゃんを見習って、ゆっくり楽しむようにしますね。

麺屋ごとう
東京都豊島区西池袋3-33-17 東武ビルB1階
※池袋駅西口からも近いのですが、土地鑑がないと少しわかりにくいかも。ご近所の方に尋ねると、すぐに「ああー」と答えて下さいました。さすが有名店ですなぁ。
電話: 03-3986-9115
営業時間: 10:45頃 - 16:30頃(スープがなくなり次第、っていうやつです)
定休日は日、その他平日もお休みの日があり。お電話で事前確認がいいです。

お味はあっさり。ドカンガツンと濃厚なタイプではありません。

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 (左)さあ、クリスマスのプレゼントの後半部分が届きましたよ!私もワクワク+収納に頭を悩ませます…。(右)おぉ、これぞ外国菓子!きちんと綺羅の好きそうな物ばかりで、嬉しいですね。そして私も大好きですよー!
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 (左)バレエ用品が入っていて大喜び←主に私が。日本では、結構お高いですよね。セール時期には、本当にシンプルな物が値引きされておりますが…。(右)これを見て焦りました。ビタミン剤のようです。
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 お菓子の家キットも。綺羅のハートは盗まれ続けます。
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 (左)私には、グラインダーセットもありました。カナダのはパワフルなので、嬉しいです。(右)まだあるのよー。うわー。
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 (左)素敵オリーブオイル、チョコレート(長旅の疲れで割れております)、クリスマス〜年始の定番フルーツケーキ、そしてそしてメープルシロップ缶です!
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 (左)部屋着!これ、悪者がブランデーグラスを揺らしながらパイプをふかしてる時の格好じゃないですか!当の綺羅は、ウッシッシーとでも言わんばかり。(右)緩衝材の代わりに入っていた、ツリー用の綿達。そう、家の簡易ツリーにはそう言えば雪が積もっていませんでした。至れり尽くせり。
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 (左)その他、本などもたくさん!うーん、私はこの期に及んで何をプレゼントしたらいいのでしょうか…?(右)毎日何らかを焼いている私ですが、冷蔵庫にがナッシュが残っていたので綺羅を描きました。食べる時スパッとカットすることになるので、忍びないですが。ガナッシュ使い切り作戦のため、お団子部分をこれでもか!とソフトクリーム状に。
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 バレエシューズを合わせる綺羅の横、おばあちゃんベラの写真を使用したしおりを見つけました。そう、12月に入って間もなく、93歳でこの世を旅立ってしまった彼女。日本帰国を前に会いに行った際に、手を握ってくれたんです。その感触を、今では忘れてしまった私。おばあちゃんがいなくなってしまう瞬間に居合わせなくてよかった、それは悲し過ぎるもの。だけど、もう一度あの手に触れたかった。一生覚えておくために。でもね、会いたかった、会わなくて返ってよかった、その両方の理由は自分勝手なもの。おばあちゃんの観点に立って言えば…そうですね、もう死に目に立ち会うとか、そういうのを越えた大変素晴らしい方なのです。距離に関係なく、どんなにたくさんいるひ孫達にだって、きちんと一人ひとりに祝福を与え続けてくれるのが彼女でしょう。綺羅もね、それにずいぶん助けられていると思いますよ。ありがとう、おばあちゃん。冬に咲く桜を見せてあげたかった。敬虔なカトリックの彼女を、ヴァチカンに連れて行ってあげたかった。
posted by 裕美 at 16:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 首都圏日記(ごちゃ混ぜ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰してま〜す。
時期はずれのクリスマスの話題がほほえましい。
カナダのおばあちゃま天国へ旅立ってしまったんですね。
とっても素敵なおばあちゃまだったわね。
最後に会えなかったのはいいのか悪いのかはなんとも言えませんね。
最後に会ったのは綺羅ちゃんがずっと小さいくてあどけない頃でしたね。
こんな大きくなった綺羅ちゃん見たかったでしょうね。
綺羅ちゃんバレエを始めたんですね。
Posted by ポメマル at 2010年07月17日 00:05
ポメマルさん、こんにちは!クリスマスの話題を出した途端、今日はすごい暑さですね!?打ち水にはならなかったようです…

そうなんです、彼女は帰らぬ人となりました。もともと心臓が弱っていたのですが、手術を決意。しかし、その結果がうまく行かず…というわけでした。ワガママな願望ですが、綺羅にもっともっとおばあちゃんの素敵な雰囲気を知ってもらいたかったです。でもね、この子おばあちゃんのことを覚えてると言う。驚きました。折につけ、彼女の話題を出して風化させないようにしていきたいです。

綺羅は、ドタバタとバレエをやっていますよ。体が動くようになるし、規律や達成感を学ぶためにもいいかと思いまして。とは言え、本当に嫌になったなら止めさせても構わないというような、ゆるい気持ちで連れて行っています。
Posted by 裕美 at 2010年07月20日 10:50
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