2009年11月04日

枝仙人到来/年越し記B

 中学生の頃、アリッサ・ミラノが好きでした。好きというか、もう本当に夢中。ロードショー(現在は確か休刊中?)やスクリーンは毎月発売日に手に入れ、待望の写真集が出た時は当然予約購入です。80年代ファッションに身を包むアリッサ。宝物のように携帯し、親戚宅にも持っていって従姉妹のあっちゃんにも見せました。当時小学校の低学年だった彼女も、今では20代後半。12月には花嫁さんになるのです…。
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 (左)前回の日記の続きです。六花亭の後、北海道神宮へ。(右)驚いたのが、このお賽銭の投入法!紙幣などは、雪解け水でベシャベシャだったりするのです。
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 種類は違いますが、もうひとつのビックリ…最近の出店の多様化!見ていて楽しいです。(左)チヂミの前には、タラバ蟹。(右)こういう昔ながらのは、やはり落ち着きますね。
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 (左)終始、枝集めに夢中の綺羅でした。神社参拝も、彼女にとっては枝探しの機会でしかないのです(ごめんなさい…)。何度か「手袋はめなさい」とアドバイスしても、枝の感触を知りたいだかの理由でまたはずしてしまうほどの徹底ぶり。適当な大きさの枝を見つけて「これは?」と渡してみても、なかなかOKが出ません。(右)そんな娘を横目に、私はおみくじなどを引きました。大吉!ちなみに綺羅は小吉でしたが、私よりいいことが書いてあったような!?「浮足立たないように、大吉のおみくじ内容は素っ気ない」と聞きましたけれど、もう少し浮かれさせてくれたら嬉しかったかなぁ?
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 結局、参拝後に再び六花亭へ。温かいお茶が体に染みわたる!私は白湯です。後ろには、自慢げに本日の獲物を高々と掲げる綺羅の姿が。ひろこは、「ダメだ、本当に仙人に見えてきた…」と頭を振っていました。以来、枝仙人と呼ばれる綺羅ボンズです。
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 夜は従姉妹のあっちゃんと会ってご飯を食べることに。札幌駅直結のJRタワー・ステラプレイスの6階にある回転寿司「根室花まる」に行きました。店内の男性二人組が、しきりにあっちゃんの方を向いています。何とかして話したい素振りが見て取れますが、そんな彼女が微妙な距離感に業を煮やして「綺羅ちゃん!」と呼んでも今はゴロンタの耳には入らない様子…。絵本大好きな綺羅、言われるままに適当に座って読みふけります。顔もあげません。
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 (左)取り敢えず、ジュースを飲んで落ち着いた後でやっとコートを脱ぎました。続いて、唐揚げやげそ揚げなど。すし飯が苦手な綺羅ですから、お寿司はかわいそうな選択?いえいえ、実は六花亭でご飯は済ませて来たのですよ。(右)ぶどう海老などを注文しました。
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 (左)翌日、六花亭のさくら餅とうぐいす餅を食べました!北海道で桜餅と言えば、道明寺を指します。関西と同じでしょうか。ほんのりの桜色は、ビート(ビーツ、さとうダイコン、甜菜)由来の着色料で染まっています。私も何年か前のひな祭りにモントリオールでさくら餅を作った際には、ビートの汁を使用しました…桜餅自体は失敗しましたが(過去日記「ホワイト雛祭り、ピンクに染まりました」)。それでも添加物を気になさる方のために、まっさらな白い桜もちも用意されていますよ。鶯色ではないうぐいす餅は、こだわりの北海道産黒豆きなこがまぶされています。(右)私の小学校入学式の帽子が出てきました。綺羅は既に当時の私よりも大きいので、この帽子がピッタリ。
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 (左)年が明けてもう4日目、そろそろ通常営業に戻るお店も多いのです。早速「ピザ!」というリクエストを受けて「ミルクのアトリエ」(過去日記「なぜかマット・デイモンが…/ミルクのアトリエ・リストランテCRESS」)へ。(右)綺羅が選ぶ飲み物は、「牧場のミルク」。
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 (左)コーンスープはかなり濃厚。満足感充分です。(右)綺羅と私が大好き、マルゲリータ。この子は特に、何でも定番がよろしいようです。
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 (左)美味しそう!と私が選んだ、蟹とキノコのクリームパスタ。(右)母が撮ると、ほとんどいつも特殊なアングルになります。
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 (左)食事後は、着いた直後からずーっと行きたがっていたお外へ飛び出します。「牛しゃん」に会いたくて、会いたくて。(右)牛さん後。このすがすがしい表情!
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 (左)ひいばあちゃんのお家に行きました。派手な柄のカーペット、板チョコ…そうそう、これがおばあちゃんの家!そしてなぜか、のれんがあります。(右)あら、随分年季の入ったお財布だね!?と声を上げると、「これ裕美ちゃんが買ってくれたんだよ」とのこと。ああ、そうだったかなぁ…まだ若い頃、おそらくヨーロッパのお店で手ごろな物を選んだのでしょう。すっかり忘れてしまっている私、胸が熱くなりました。
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 (左)「ミカン、食べるかい」。うん、食べる。(右)おばあちゃんって、植木でも何でも「育てること」が上手ですよね。冬でもシクラメンが色鮮やか。孫の一人が捕まえてきたキリギリスを大事に飼ってあげていたのも、印象的。
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 Akioka(「ポッカリ空いた穴/レストランAkioka・小樽」)で、ランチ。ますます興味深いメニュー内容に感激しながら、コースの品を選んでいきます。
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 春の七草のリゾットには、生ハムがたっぷり。「これ、七草なんですかぁ」というような、オマケ的な感じではありません。「好きなリゾットは、七草入りのものですかね…」と言ってしまいたいほどの、素晴らしいお味。生ハムもまろやかな塩味で、本当に美味しい!以下、Akiokaさんのブログの記事「伊達鳥と七草のあっさりリゾット」より。
七草の効能
●せり……消化を助け黄疸をなくす
●なずな……視力、五臓に効果
●ごきょう……吐き気、痰、解熱に効果
●はこべら……歯ぐき、排尿に良い
●ほとめのざ……歯痛に効く
●すずな……消化促進、しもやけ、そばかす
●すずしろ……胃健、咳き止め、神経痛
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 (左)メインは鹿肉。(右)付け合わせというにはあまりに素晴らし過ぎる野菜達。フェットチーネのようにカットされたニンジンなども大きな存在感を示しているのは当然ながら、どっしり他のお料理の風味を受け止めるサボイキャベツも抜群に美味です。ああ、こうして写真を見ながら書いていたらまた食べたくなって来ました。
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 (左)紅茶やコーヒーなどを飲まない私は、ペリエを飲ませていただきます。申し訳ありません、そして本当にありがとうございます。今回も美味しいお料理に大満足でした。ごちそうさまです。(右)とうもろこしやゴボウなど、素材も面白いAkiokaのデザート達。
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 (左)翌日、幼馴染の家に遊びに行きました。もりもとで見つけた、どら焼き二種を持って。新春限定販売とのこと。新春どら焼き〈黒〉は、丹波の黒豆餡と白餡の中に北海道産黒豆がゴロンゴロン。後ろにボンヤリ見えているのは、新春どら焼き〈金〉。北海道産えりも小豆で作ったつぶ餡に、2種類の刻み栗が入っています。(右)この綺麗なお家が大好きな綺羅。9か月年上の女の子もいるので、大喜び!
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 (左)夜は、私だけ札幌へ。高校の同級生がいる、「チキューのためにできること」(過去日記「ママ、映ってんね/公開秘密結社アジトU チキューのためにできること」)に倫子と共にお邪魔しました。どれもこれも美味しそうで、どどーんと頼みましたよ。(右)以前も注文した、「カリカリポテトとたたみいかのサラダ」750円。
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 (左)これも大好きな、春菊と納豆のかき揚げ。お蕎麦とのセットですが、単品でもオーダー可能なんです。(右)月曜日をウルトラ「マンデー」にしているとのことで、こんなのがお店に出現していました。巨大ウルトラマン!かなり長い間、そのあまりの大きさに気付かなかった私。
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 (左)お正月らしい着物で、ひときわ目を引きました。(右)同級生は、十二支占いをしてくれました!何だか占いづいていて、嬉しい年末年始です。星占いなどとはまた違った切り口で、非常にためになりました。
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 東京に戻ってすぐに、六花亭のフルーツシフォンをキアブスちゃんに渡しました。日比谷で落ち合い、日比谷シャンテに座って食べた、という…。あまりこういうことをしている人を東京では(というか、日本では…?)見かけないので、かなり変な感じでしょうか。
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 (左)年末の六花亭では、クグロフも新年のみ売り出されます。中には黒豆と、蜜漬けの栗が!買い手のこちらも、力が入ります…と言いますか、今こうして思いだしてもお腹が空いてきます。(右)「ばぁばー?キラチャンーだよ」。バァバが淋しくしていないかな?と電話で一生懸命話す綺羅スケ。
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 (左)開拓おかきの甘エビ味が出ていたので、東京へ持ち帰りました。また次に帰った時に買って帰ろうね。(右)実家でこういう古い品を見つけるのが、懐かしくて好きです。実際に目にして浮かんでくる思い出とかもあります。いえ、「思い出」とも形容できない、小さな小さな記憶のつながりなのですけれど。
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 オマケです。(左)年末に届いた、カナダからの荷物。「アルボリオ米が高いよー」と切に訴えると、間違えてバスマティ米が来ましたよ。しかもファンシーなパッケージ。お高かったのでは?普通のスーパーで調達してくれてよかったのですが…申し訳ないです。(右)贈り物の定番の一つ、チョコレート・ボックス。ロシェ、いっぱいです。あんまり好きじゃないんだよなぁーと言いながら、完食。いえ、一日でではないですよ。
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 イタリアのクリスマス菓子、トローネ(トッローネ?)。ヌガーのようなネチッとした食感が特徴的。ロシェ・チョコと同じく、「あんまり好きじゃないんだよなぁ」と言いながら、はい完食。2008-2009の年末年始は、色々な食べ物に囲まれて。昔持っていたアリッサ・ミラノ写真集のファッションのようにカラフルでした!ちなみに、小学生の頃の私が好きだったのは…松田優作と坂本龍一。本当です。坂本龍一に至っては、部屋にポスターが貼ってあったほどです。坂本さんが正座して書道をたしなんでいる写真だったような記憶があります。
posted by 裕美 at 20:15| Comment(4) | TrackBack(1) | 北海道お出かけ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
裕美さん、
先日、ディズニーシーに初めて出かけてみました
日帰りでしたので、寄り道できたら絶対!!の、ピエール エルメに行って来ました。
時間がなく、商品名も分からず、ただ、指をさしてとりあえず、これとこれと、、、。と
お願いし、急いで包んでもらって、どうにか帰路に間に合った次第です。
言わずとも解って頂ける?と、思いますが、
後は、また草津で、お会いした時に、、、。
英子
Posted by 黒岩 at 2009年11月05日 22:56
英子さん、こんにちは!

ディズニーシー、いかがでしたか?綺羅は臆病、私は乗り物酔いをしやすいので、もっぱらランド専門になってしまっています。タワー・オブ・テラーの感想伺いたい!

エルメも試して下さったんですね。覚えていて下さって、ありがとうございます。どんなケーキを選んだのか、興味あるなぁ。草津か東京でお会いしましょうね!次はいついらっしゃるのでしょうか。
Posted by 裕美 at 2009年11月06日 17:04
こうやって改めて見ると、「そうだっけ?」という景色が時々あるよね。たとえば屋台で売っているものとか。
ジョンは、いろんなところをよく見て写真撮ってるねー。
同じコースを移動してたのに、私はいったい何を見てたのだろう!!

キラゴローの枝仙人ぶりは、写真では伝わらないなぁ。
だって、ほんとに仙人のようだったよ。
私の中では、神宮の敷地内に入った直後の姿がサイコーだった。
みんなが踏みつけた道よりはずれて、足が埋まるようなところを、もっと太い枝、もっと形のいい枝を捜して突き進むキラゴロー・・・。

それにしても、私の後にあっちゃん登場!!
同じ人間なのか?!違いに自分でもびっくり。
Posted by ひろこ at 2009年11月07日 10:50
ひろこ、こんばんはー。

いやいや、ひろこが「枝仙人」って言うまで私は全然何も感じてなかったもの!ひろこの方がよく観察してる…と言うか、切り口が斬新だよね。

あはは、わかるわかる!雪に埋もれそうになりながら枝を探して、コースから外れて黙々と枝探しに従事する綺羅の姿でしょ?私達から数十メートルも遅れてフラフラー、フラフラーと縦横無尽に歩いていたよね。霞を食べて山に住みついてる仙人のようだったわ。

あっちゃん、本当に綺麗だよねぇ。「同じ人間なのか!?」は、おそらく実際に横に並んで歩いている私に向かって周囲が投げかけている疑問ではないのだろうか…。来月の花嫁姿が楽しみだよ。
Posted by 裕美 at 2009年11月09日 21:34
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Weblog: 遊飲美食ブログ
Tracked: 2009-11-14 18:25
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