2008年11月07日

食欲の「初夏」

 北海道と言えば、蟹・メロンでしょうか…そのイメージは、現実から遠からず。北海道を出るまで(実際は、出てからしばらくしても!)、私は家族一人ひとりが毛蟹を一ぱいずつ食べるのは普通だと思っていましたし、メロンと言う果物は半割りにしてスプーンですくって楽しむものだと信じて疑っていませんでした。北海道の外の地域を「道外」と呼ぶのですが、道外の方々は食が細い!?だってメロンをお中元で贈っても、皆さん「半分だと食べきれない!」と言うのですから…。
bor86.jpg
 (左)メロンがあったら、こう食べます。もしかして、我が家だけだったらどうしよう?ちなみに、我が家でメロン好きなのは私のみ。なのに、皆このようにカットされた物を供されます!(右)綺羅は果物が苦手です。野菜は食べてくれるのに、甘い果肉は好きではない様子。甘酸っぱいイチゴなどならいざ知らず、熟した甘い柿やブドウなどもダメと言うのですから、筋金入りです…しかし、洋梨だけは別なよう。少しだけなら口にします。それで、当然ながらメロンにも全く惹かれないのですよねぇ。
bor86.jpg
 北海道滞在もあと僅か。こちらのお店の雰囲気が好きな綺羅は嬉しそう。(左)サービスのオレンジジュースにご満悦です。幸先いいわぁ、とでも言いたげな表情。(右)ランチコースの前菜です。これがなければ何も始まらないほど、私にとっては食事の最高峰なのです。いただきます!
bor88.jpg
 肉系、野菜系…。綺羅にとってはトマト味がNo.1。トマトに火を通した物は、毎朝食に欠かせません!
bor89.jpg
 デザートもしっかりいただいて、お庭で遊ばせていただきます。6月はまだ肌寒い…と言うか正直寒い!なのに、綺羅と一緒に外に出ていただいて、冷え性の私は頭が下がります。ありがとうございます。bor90.jpg
 夜は、千歳屋に。この夜は、サプライズゲストが!カラカラカラ…という、入口の引き戸の音に目をやると、そこには絶対に見覚えのある顔がありました。そう、それは忘れもしない近所の大型スーパー・ポスフールに入っている「六花亭」で働く女性でした。私は毎日のように通うので、あちらももちろん驚いていらっしゃいました!「ずっと前から気になっていたんですけれど、入る勇気がなくて…」とのこと。しかし勇気を振り絞って下さってよかった!出される品々を楽しくつつきながら、六花亭に対する情熱を語って聞かせる私。そして彼女も、六花亭についての思いを話してくれます。その姿に、「ああこの人も六花亭が大好きなんだなぁ」と思わず嬉しくなってしまうのでした。お酒は飲まない私ですが、六花亭を酒の肴に…ではなく、肴の酒にして時間を過ごします。
bor91.jpg
 色々なお友達やお知り合いが、色々な物を置いていくのです。それらを調理して出していただけるのが幸せで…顔の見えない皆さんですが、心から感謝します。(左)この日は、大滝村のジャンボ椎茸が供されました!こちらを持ち寄ったご夫婦もお店で夕食を楽しんでいたので、「ごちそうさま」を伝えられてよかったです。(右)「まだ空腹感が…」。で、出していただいたのがトンカツ。いいですねぇ。
bor93.jpg
 (左)出来ましたよ、さっと炒めた椎茸。綺羅の手くらいは優にある大きさは食べ応えがあります。そして、独特の風味も出てくるので私はこういった大きく成長した物の方が好きです。(右)甘い物は別腹…そして、こういった串物も。ついつい手が出ます。
bor92.jpg
 (左)隣接するカレー屋さんは、マスターの奥さんあこちゃんが土日のお昼だけ開けているんです。でもそのインパクトある看板に吸い寄せられて、平日も足を向けてしまう方がたくさんいらっしゃるそう。その看板の制作総指揮を取ったのが、こちらのアンディー。(右)母国からのお土産として、こんなオーナメントを持ち帰ってくれました。
bor94.jpg
 (左)六花亭のシフォンの良質さを周りに啓蒙していると、自然と「月替わりシフォン」の話に辿り着きました。3月は何だったっけ、あと先月は?などと勝手に盛り上がっていると、おもむろに六花亭勤務の彼女が取り出したのは…月替わりシフォン表!すごい。2、3、4、5、8、9、10、12月が好みだなぁ。(右)翌日、こちらも忘れてはいけない豊平狭温泉を訪れました。薄めたり、循環させたりはしていない、こだわりのお湯が売りのこちらです。
bor95.jpg
 何度も触れていますが、こちらの温泉のインド料理も楽しみの一つ…と言いますか、ここに来たら必ず食べたくなります。インド料理以外には十割そばもあって、こちらもまたいけます。目が離せません!見事な共生です。6月〜10月は、ジンギスカンも楽しめるそうです。(右)餡ナン。「餡子が好きです。たくさん入れて下さいね」と注文したりしています。だって、ガブッと口に含んで餡が少ないと淋しいのですもの。
bor96.jpg
 (左)サービスでチャイを出して下さいました。普段は水(寒い時期はお湯・ぬるま湯)・麦茶しか飲まない私も、そのほのかな甘さに「ああ、チャイっていいものだな…」と誘惑されて。(右)何だか知らないけれど、卵が入っていると嬉しくなる自分に気づいたこの日でした。
bor97.jpg
 大きな大きなお鍋で、カレーの元となる玉ねぎを炒めます。こんなに大量の玉ねぎ、通常の家庭用サイズのミキサーにかけて滑らかにするのです。大きなミキサーだと、やはり口当たりがスムーズではないそう。そして、使用される数十種類のスパイス達!…カレーのレシピも公開されていますが(こちら→カリーレシピ)、なかなか真似できないですよね!?
bor98.jpg
 (左)綺羅にも混ぜさせて下さいました。「うーん、うーん」と言いながら美味しい北インドカレー作りを修行です。(右)空港へ向かう直前、あっちゃんが車で到着。頼んでおいた美容液を持ってきてくれました。成果が出るかは保証できないけれど、会えただけで嬉しかった!
bor99.jpg
 (左)写真はうまく撮れませんでしたが、飛行機の窓の外からはまんまるお月様がこちらを見つめていました。また来ようねい…。(右)最後になりましたが、北海道つながりで六花亭の季節菓子達を紹介です。6月の北海道日記から突然飛びますが、9月にはスイートポテトも出ていました。
bor100.jpg
 「北の山里」です。コロンと入った栗が本当に、本当にいいです。
bor101.jpg
 (左)こちらは「青梅」という名前だったでしょうか。形だけではなく、きちんと中の白餡に梅のペーストが練りこまれているんです。実は、私は梅を使用したお菓子があまり得意ではありません…しかし、六花亭の物なら食べてみなくては。いえ、むしろ進んで食べたいのです。(右)まあ名前は賛否両論があるとして、中の餡に惹かれました。小豆の他に、トラ豆餡。ふくふくと、いただきました。
bor102.jpg
 上でも触れた、シフォンです。1ホール480円。安いからいいでしょう、というわけではありませんが、本当にこの価格設定はご立派です。
bor103.jpg
 (左)こちらはさくらシフォンだった、と思います。この甘納豆系の入ったシフォンが、私は大好き!このお豆を目指して食べ進んでしまうほど。(右)北海道在住の家族にまでお土産は六花亭を買いたいところですが、そうも行きません。銀座のGUCCIカフェでチョコレートを見つけて持ち寄りました。母は、チョコレートが大好き(あと、最中…面白い組み合わせです)!すごく喜んでくれました。全部の種類、試そうねぇ…と、二人で気をつけて選んで食べました。

posted by 裕美 at 08:09| Comment(12) | TrackBack(0) | 北海道お出かけ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
裕美さん、お久しぶりです。にゃんこです!
一時期更新されない期間が続いたので心配していましたが、元気そうな様子が伺えて何よりです。

きらちゃん大きくなりましたね!前にもましてかわいくなって。ぎゅぅ〜としたくなりますね〜。いとこのあっちゃんも変わらずお綺麗で、ついつい写真を穴があきそうなほど見てしまうわ。美容系のお仕事をされているのかしらってほど、お化粧も上手ですね。

うちは、赤ちゃんとばかり思っていた三女が歩くようになり、3頭身のぷにょぷにょ肌がだんだん子供っぽくなりつつあります。成長はうれしいけれど寂しい気持ちも入り混じりますね。私たちも今年の7月の帰省したんですよ。またどこかですれ違っているかもしれませんね(笑)。

Posted by にゃんこ at 2008年11月09日 15:11
裕美ちゃん、お久しぶり! 綺羅ちゃん大きくなったな〜!相変わらずめんこいわ!家族一人ひとりが毛蟹を一ぱいずつ、メロンは半割りにしてスプーンですくって頂くは普通でしょう?我が家もそうだったよ。でも、やはり、こっちに来て北海道外の方たちに言うと「え〜!!」って驚いてたわ。一個を8分の1に切って食べるらしい、、。綺羅ちゃんにKissしておいて〜!こっちは朝、晩は寒いけど、日中はあったかいよ。変な気候です。
Posted by Yuraku at 2008年11月10日 03:24
にゃんこさん、本当にお久しぶりです!何だかバタバタしていまして…とは言っても色々と出かけてはいるのですが、どうもコンピューターの前に座る時間が取れませんでした。だらけてしまって、ごめんなさいね。夜は綺羅を寝かしつけながら、自分も一緒にウトウトと眠り込んでしまうことがほとんどで。「ああ、こんなに早寝なんだなぁ…でもいいかぁ」などと考えながら、家事もそっちのけで瞼を閉じてしまうのです。

綺羅もあっちゃんも、元気でいますよ!特にあっちゃんとは、日本に帰ってきてから頻繁に会えるので嬉しくて。

そして、チビちゃん!もう歩いているのですね!?時の流れ…と言いますか、子供の成長の早さには驚かされます。そんなに急いで大きくならないで、と感じてしまったりね。
Posted by 裕美 at 2008年11月10日 17:06
Yurakuちゃん、本当にお久しぶり!この前、スカイプ・デビューをした私…。なぜかお隣の駅に住むご近所さんのお友達とスカイプで話したのだけれど。「これ、すっごいねー!」と感動したら、「もう皆言ってることですよ」と呆れられてしまったなぁ。とにかく、スカイプでたくさん喋ろうね!

綺羅、めんこい?蟹もメロンも食べないけれど、北海道弁でペラペラお喋りばかりしているよ。おかしいから、今度話してみて。

あ、日本にはいつ来るの?
Posted by 裕美 at 2008年11月10日 17:10
はじめまして★
ネットサーフィンしていたら偶然見つけました。
素敵なブログですね。写真、ご職業なんですか?
また拝見させて頂きます。

次回も楽しみにしています。
Posted by 玲二 at 2008年11月14日 13:24
玲二さん、はじめまして!こんな日記ブログですが、見つけていただいてありがとうございます。

写真どころか、カメラの操作も全くわからないまま撮って載せてしまっているんです。今日もニコンのサービスセンターで色々とアドバイスいただきながらもよく理解できず、恥ずかしかったです。もう少し勉強したと思いつつ、結局そのままです…
Posted by 裕美 at 2008年11月18日 06:52
裕美さん、こん**は。
寒くなってきましたね。お嬢ちゃんの綺羅ちゃんともどもお元気ですか?あいかわらず美味なるもろもろを豪快におあがりになっている様子に感嘆しています。

いよいよ寒くなると、好きこのんでなったはずではないに違いないホームレスの人たちをどうしても思ってしまいます。さぞ辛かろうとね。家でぽそぽそ文章を書いて明け暮れを送っている私ですら、夏のほうがはるかに
暮らしやすい。Porgy & Bessの作曲家ガーシュウィンもSummertimeという歌で Summertime and the livin' is easy.

けど、ホームレスという言葉はもともと、アルプスの少女ハイジのことなんですよね。ふるさとheimat (home)を失った los (less)だから、ハイマートロス。ハイマートという甘く懐かしい言葉に「失う」がついてるから、甘く懐かしくて、ちょっと悲しい響きがあるいい言葉なのに、それがいつの間にか古事記になちゃった。

今度の金融危機騒ぎであたしゃいい気味だと胸のつかえがおりたような気分になっていることがある。普段あまり接触はないけど、40台で外資に勤めていたのを2人知ってる。ガキを年間400万くらいかかる麻布の某インタナショナルスクールに通わせ、住んでいるのは恵比寿とか目黒の200平米超のマンションで家賃は100万以上だが会社の負担。年収は4000万とか4500万とか。税金を納めるのがイヤだから節税対策と称して都内一等地にある不動産を買いまくっていた。事実上の脱税。年収が600万かそこらの平均的サラリーマンなんかは人間じゃないみたいな鼻息だったのが、2人とも今度の騒ぎでクビになって、あわてふためいて青い顔をしている。

フィリピン人やベトナム人の複数のメードを使って贅沢になれていたカミさんどもは、無職になった亭主にもう用はないからと、貯め込んだヘソクリをはたいて国際弁護士を雇って離婚訴訟を起こしてる。こういう例は、まだたあくさんあるはずです。裕美さんには該当しないでしょうから、遠慮なく並べてみました。

あまり長いと読んでもらえないでしょうから「つづく」にしておきます。それから、呆人さんが11月の初めにユーメイサカイヲコトニしました。ほんとに、あっという間でした。まだお元気だった頃「裕美さんという人は、これと決めたら目標に向かってバクシンする方とお見受けした。一度ご尊顔を拝したかった」と漏らしておいででしたよ。合掌。

定吉
Posted by 定吉 at 2008年11月18日 21:03
この夏も夕張メロンがあちらこちらから届き、それこそ半分に切ったその半玉を大きなスプーンですくって食べていました。

そういえば小学生の頃、夏休みには母にスイカを半分に切ってもらい、それをスプーンですくって食べていた事を思い出しました。懐かし記憶です。
Posted by kazunori at 2008年11月21日 04:44
定吉さん、大事な時にご返信が遅くなってしまって申し訳ございませんでした。呆人さんが卒せられたとのことで、ただただ驚いております。一度お話してみたかったのは私の方ですが、それも叶わず大変残念です。娘さんがいらっしゃったとお伺いしたことがございますが、どのようにお過ごしでしょうか。

ところで、ガーシュインの名前を嬉しく拝見いたしました。私は芸術方面に造詣が深くないもので詳しいことは何もわからないのですが、ガーシュインのわかる曲がここそこで聞こえてくると心が躍ります。クレイジー・フォー・ユーなど、ロンドンではよく観に行っていましたし、自然と気持ちがいい思い出とリンクするのですよね。

「ホームレス」という言葉の由来を教えて下さって、ありがとうございます。なるほど、元は郷愁溢れるそういった意味を持っていたのですね。
猛暑とも言える夏が過ぎますと、本当に短い秋のすぐ後にそれはそれは厳しい冬がモントリオールにはやって来ます。あちらにはシェルターがありますが、やはりそのような場所には行かずか行けずか入らないホームレスの方達もいらっしゃって、命を落された事件を耳にします。厳寒の中、バス停に座る姿を見かけたりするのですが、こちらも寒くて寒くて、家路を急ぐなり目的地への足を速めるなりが精一杯です。ですけれど、こういうニュースを聞いた後は「あの時に見た男性ではないのかな」などとドキドキしたものです。

話は変わって全世界を襲い始めた恐慌ですが、今まで経済的に異常に潤っていた方がそうではなくなったとしても、やはりネガティヴな効果を生むことに変わりはないですね…例えば、メイドさん達だって仕事が減ってしまうのですものね。私とはかけ離れた世界ですが、やはりお子さんも含めて幸せになってほしいと考えます。そう言っているそばから、富とは遠い位置にいる私の生活をまずは心配しないといけないような気がしますけれど!?

最後になりましたが、あらためまして呆人さんに心よりお悔やみ申し上げます…。
Posted by 裕美 at 2008年11月25日 16:33
kazunoriさん、こんにちは!

kazunoriさんも夕張メロンを半玉いただきますか?少し安心しました。

そして、スイカ。私の好物ですが、モントリオールではよく半玉食べていたのを思い出します。私の友達も同じようにしていたと言うし、結構スイカ半玉食べは一般的なのかもしれないですね!?
Posted by 裕美 at 2008年11月25日 16:44
呆じんさんへのお悔やみ、ありがとうございます。釈迦が人は死ねば一切の終わりであり、死後の世界があるなどとはたわごとだと喝破したのは実に痛快だと常々言っておられた方なので、この世との別れ方もその信念にふさわしいごくあっさりして見事なものでした。

今回は(もまた、ですね)駄弁を弄します。お目よごしで相済まんことですが。

宇知da見津子というピアニストがいます。誰が言ったのかは知らないけど「現代最高のモーツアルト弾き」長いことウィーンにいたらしく、帰国して間もなくだったらしき頃、「手ツ個野屁屋」とかいうTVに出て、実に
勝手放題を言っていました。「嘘をつけ〜」と呆れたのは「ウィーンはワルツの都でございますから、男のかたも女のかたも皆さん、さっそうと3拍子のワルツのリズムで歩くんですのよ。それがスーツやドレスにとてもよく似合って・・・」それにひきかえ、日本人はノーコー民族だから鍬をふるうような2拍子でドタっドタっと歩く(からダメだ)という説。手ツ個さんがまた、それを真に受けて感に堪えたように感心していましたな。

裕美さんは国際派のようだからお尋ねしますが、ロンドンやモントリオールや、その他のいろんな国では人々が3拍子で歩いていましたか?

ひとの、それも女性の容姿をとやかく言うのはよくないことだとは百も承知、二百も合点なれど、相手は人前に出て勝負する職業。このくらいは言われても仕方ないでしょう。

ごく普通の、十人並みなのだから変わったことをしなければいいのに、「雉も啼かずば撃たれまい」を知らないのか、頭髪を縮れさせて膨らませている。カラスの巣を思わせる大きな印喪宇みたい。その印喪宇に覆われた長い顔を、モーアルトを弾きながら百面相のように悶えさせる。

悶えても演奏がよければ一向に構わないけれど、異常なほどのその悶えがちっとも演奏に現れていない。

下の2つのビデオの鑑賞の手引き(おしまいまで見るとキモチ悪くなるでしょうから、途中までおやめになることをお勧めします)
http://jp.youtube.com/watch?v=eQpsL_kh6pE&feature=related(ソナタ)

http://jp.youtube.com/watch?v=7ZGVtgDQjdM&feature=related
(弾き振り)

ソナタの方は、おひとりでなさる見素科語都の時はこんな感じなのかな、でいいかな。

「弾き振り」は傑作。上になるのが好きだから上になったのはいいが、下からいろいろされてもうシンボーようたまらんてなことになって、手まで悶えている。

宇知daさん、モーツアルトのとくにソナタはこんな風にこねくりまわしてはいけません。

Rosita Renard at Carnegie Hall (このCDは簡単に手に入ります)はどの演奏も素晴らしいの一語。とくにモーツアルトのニ短調ソナタとK.485のロンド、とくにロンドはおそらく録音史上最高の演奏でしょう。

初夏の晴れた朝のさわやかな風が、咲いたばかりのバラのかそけき香りをのせて吹いてくるかのよう。軽快で上品、甘くて、さりげなくちょっと悲しくて。スピード感も極上のまた極上。

男にしか分からないのかも知れないけど、何とも言えないあえかな色っぽさ。ああ、もっとききたいのにと思っても、さらっと弾いている(としか聞こえない)から、あっという間に終わってしまう。そうしてまた余韻の
何という素晴らしさ。

超一流のものは、どんなに個性的でも決して押しつけがましくないという見本ですね。演奏をきくだけで彼女に恋してしまいそうです。生きている間にこういう録音をきけてよかったという感謝の気持でいっぱいになります。20年くらい前に手に入れて欣喜雀躍した彼女の2枚組のLPジャケットに載っていた若かりし頃の写真が、ロンドの演奏そのもといった清楚な佳人なのです。
Posted by 定吉 at 2008年11月28日 02:14
定吉さん、こんばんは!もう少しで「呆人さん」とお呼びしてしまうところでした…

お返事が遅れてしまって、ごめんなさい!綺羅の風邪+帰省の準備が続いて、ついバタバタしてしまいました。何日か眠れない夜が重なりましたが、母親は不思議と倒れもしないものですね。実家に足を踏み入れた途端、だらけてしまっているのですけれど。

さて、3拍子のお話は楽しく拝読いたしました。北米とヨーロッパの違いもあるかと思いますが、4拍子で育った日本人の私には今更どうだったかしら!?という感じで答えに詰まってしまいました。真偽のほどは私にはわかりませんが、それを発見された(またはそのつもりの)時のそのピアニストの方は彼女なりに感動されたことでしょう。結果、それがその方の演奏技術の向上に貢献した形となったのであれば喜ばしいことではないでしょうか。
演奏の様子も拝見させていただきましたが、ううーん、下世話な私はビジュアルに気を取られてしまっていけませんね!?他の方のコメントなども結構読んでしまいましたよ。

モーツァルトのソナタはこういった掘り下げ方はしてはいけないのですね。定吉さんのお言葉、大変勉強になります。私の周りにはピアノを弾く…または過去に弾いていた友達が何人かいるのですが、モーツァルトのソナタについて定吉さんのお教えを交えながらお話伺ってみようかと考えています。
Rosita Renardという方のお名前も是非お話に出してみるつもりです。色々と興味深い知識を披露して下さってありがとうございます!
Posted by 裕美 at 2008年12月30日 22:22
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。