2009年09月11日

酸ありき 草津温泉D

 どうしてこんなに草津の湯が好きなのか?…おそらくこれは、恋愛などで言うところの「ケミストリーchemistry」ではないでしょうか。つまり「相性」という意味なのですが、英語では愛し合う状況や惹かれ合う気持ちを描写する時にこの表現をよく使います。「説明できない何か」を説明してくれる、ロマンティックな言葉。厳密に言えば、恋愛感情以外の「相性がピッタリ」な状態にも当てはまるのですが、やはりものすごく相思相愛な場合によく聞きますよね。
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 初めて草津で温泉に浸かったのは、湯畑とは離れた所にある源泉でした。5人のお子さんがいらっしゃるご夫婦が営むペンション「陽のあたる場所(過去の日記「本当によいとこ 草津温泉@」にてご参照ください)」でお風呂に入った途端、その素晴らしさに感動しました。中心地の湯畑から北方に1km弱進んだ場所にあるこの宿のお湯は万代鉱温泉というらしいのですが、冗談ではなく「ああー、まためぐり逢えた」という安堵感すら…いえいえデジャヴーではなく、これは確かに前にも感じたことのある気持ち。そうです!28歳の頃に訪れた川湯温泉。北海道各地の温泉をポツリポツリとですが入りまして、「ここのが好きだなぁ」と入った瞬間にしっかりと感じたお湯なのです。川湯温泉に再び入りたいというその思いは少しも薄れることもなく、今でも時々無性に入りたくなるのでした。聞くと、草津もその川湯も、お湯は「強酸性」とのこと。うぅーん、うまく説明できないけれど…私は酸が好きみたい。
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 ベルツ通りのカフェ、Uusiでお食事クレープ+デザートクレープ。
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 (左)もう1つ追加。アイスクリームを乗せてみたりして。(右)こちらは、私が好きな洋食屋さん「西洋料理どんぐり」。私の見る限り、どのお皿もボリュームがすごい!満足…。
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 (左)そうそう、パスタはやはりこのくらいなくちゃ!(右)「食ってやる!」と言わんばかりの綺羅の表情が何とも言えません。たくさん食べてね!
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 いくら量が多くても、美味しくなくては逆効果。このお店の品々は、お味的にも好きです。だから、嬉しい。どんぐり風ハンバーグ1,000円(左)。雑誌もテレビもインターネットもお店の方もおっしゃる通り、オススメです。

西洋料理どんぐり
群馬県吾妻郡草津町草津562-16
電話: 0279-88-7222
11:30〜15:00(LO), 17:30〜21:00(LO)
水曜定休
※土曜の夜などは、予約でいっぱいになってしまうことが多いようです。事前にご予約された方がいいでしょう。

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 コーンウォール・リー公園にて。この「コーンウォール女史」は、草津にいらした英国人宣教師。ハンセン病患者のために奉仕活動を行った、素晴らしい方です。
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 こちらはまた別の公園。上のコーンウォール・リー公園より、もう少し北…共同浴場「煮川の湯」(非常に熱い!まさに、煮えた川!?50度くらいあるのではないかしら)の方へ進んだ場所にあります。親の都合で行き先を決める旅行だけれど、こうして楽しんでいる様子を見ると安心です。よかった!
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 この公園の近くには、「ペンション五朗次」があります。宿泊したことのない私ですが、必ずお邪魔する理由は…奥様手作りの、天然酵母のパン達!草津でこういったパンが食べられるのも感動モノなのですが、本当に美味しい。東京にあったら、足繁く通ってしまうことでしょう!パンは全て無添加、国内産小麦+天然酵母使用ですって。(左)杏とナッツの入ったタイプ。(右)桜アンパン。
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 豆パンというのは、北海道ならではの物だと先日知って驚きました。そして、ここでも豆パンが!…しかし北海道のそれとは著しく違って、こちらは何だか粋…。千歳のスーパーで見かけるそれと比べると(比べてはダメか)、本当に洒落ています。
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 (左)こういうEnergy bar系、パン屋さんやお菓子屋さんで手作りされているのが好きなんですよ。ざっくりした食感が、どうしてもクセになります。(右)カンパーニュです。綺麗な緑色は、しっかりしたヨモギ味のおかげ。
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 カンパーニュ、これも嬉しい爆弾。中にはクランベリーとカシューナッツがいっぱいと聞くと、試さずにはいられません。

ペンション五朗次(ごろうじ)
群馬県吾妻郡草津町大字草津322-1
湯畑より、300メートルちょっとです。
電話: 0279-88-3556
FAX: 0279-88-3551
Eメール: gorouji@lib.bekkoame.ne.jp
公式ウェブサイト: http://www.bekkoame.ne.jp/~gorouji/puran/index.html

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 最後の最後になってしまいましたが、私達が大好きな宿を紹介させて下さい。「ゆたか」さんです。赤ちゃん・子供大歓迎とのこと!(左)綺羅の朝食は、絶対にトマト!他の物を食べても、これは欠かせません。飽きないんですよねぇ…不思議。近くのスーパーでミニトマトを調達し、アルミホイルに包んで自由に使用できるトースターで火を通させていただきます。いつも申し訳ありません。(右)トマトを買いに行った際にハーゲンダッツがあったので、宿のお兄ちゃん達の分も合わせて持って行きました。するとその夜、「お嬢ちゃんと一緒にどうぞ」と嬉しい差し入れが。かえって気を遣わせてしまったようです…しかしお風呂上がりの完熟メロン、やっぱり美味しかった!ありがとうございます。
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 (左)女将さんには、かわいい男の子が二人います。こちらは、お兄ちゃんが弟くんを撮影した写真。二人とも、元気元気!そして常に笑顔!男の子のパワーは底知れないので、付き合って遊ぶ綺羅も夜はすっかり電池切れ(右)。心地よい疲れというやつ?満足そうです。
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 (左)こちらは、畳の大広間。お食事など宿でされる場合は、こちらになります。綺羅は、貸していただいたペンでぬりえに夢中です。そして、後ろに見えますか?オモチャの数々が。子供達にとっては、宝の山!(右)玄関先には、山盛りの花々が飾られています。

草津温泉 素泊まり 赤ちゃん!キッズ!大歓迎の宿 ゆたか
群馬県吾妻郡草津町大字草津97
※草津バスターミナルと湯畑の中心に位置し、大変便利!
電話: 080-5427-6186
大人一名、素泊まり4,900円です。朝食ありだと1,000円増し、二食付きでも7,900円(税込)。
小学生半額、そして小学生未満は無料+ご希望により、ご飯とお味噌汁も無料!おかずをつけても500円だそうです。
11月からの冬の季節は1泊300円の暖房料金がかかります。なおGW(4/29〜5/6)、年末年始(12/29〜1/3)、夏季シーズン(8/1〜8/31)、その他の連休期間は、大人お1人1,000円アップ(小学生は500円)。
公式ウェブサイト: http://kusatsuonsen.net/

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 (左)足湯大好き、地蔵の湯の前で。地蔵の湯も、無料共同浴場です。温泉みしゅらんというサイトで、写真がたくさん載っていました→温泉みしゅらん地蔵の湯 (右)ゴロンとしたので、「ありゃりゃ。ここで寝ちゃダメだよ」と教えた途端、私の視界に入ったのは…すぐ隣で横になられている男性の姿。「どして?どしてダメなの」と尋ねてくる綺羅に「お行儀が…」と言いかけるも、「あの人絶対、眠っていないよなぁ」と考えて「そうだね、気持ちいいでしょう!」とわけのわからない切り返しをしてしまうのでした。だけど確かに、人もまばらな午後。ゴロンもいいですよね。
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 地蔵の湯の前に立つお地蔵様、ここで一体どれだけの人々を見てきたことでしょう。千客万来…無料浴場なので、千人万来かな。
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 さて、湯畑へ向かいましょう。
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 (左)かわいそうなのは、楽しい時間に終わりが来るのを告げる時。まだ出発の数日前から、帰る旨を伝えると悲しくて涙を流す綺羅。(右)バスの中ではしゃぎ疲れて、ポーッとしてしまいます。
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 連休に合わせて行く時は、道路の渋滞を避けるために電車を利用するのもいいアイディアでは。その場合、上野から新幹線なり(所要時間50分前後)高崎線(所要時間約1時間45分)で群馬県の高崎駅まで行き、そこから吾妻線で「長野原草津口」へというのが一般的かと思われます。高崎から長野原草津口まで大体1時間半弱。駅に降りたら、大体草津バスターミナル行きのバスが出発を待っているので早めに駅前のバス停へと急ぎましょう!そこから30分弱で草津へ到着です!時刻表はこちら→「上野-高崎-草津温泉(左)高崎駅に到着した際、お食事の時間に当たったら…寄っていただきたいラーメン屋さん「麺匠 やまちャん」です。駅から100mの場所にあります。長野原草津口駅にて、電車を待ちながら。(右)カメラを向けられていると知った途端に、こういう事をします!お調子者にも見えますが、とにかく写真が嫌いなのです。

麺匠 やまちャん
群馬県高崎市八島町110-27 和光ビル1F
電話: 027-326-9087
日−木…11:00−15:00, 17:30−24:00/ 金・土…17:30−1:00
無休
公式サイト: http://www.dan-b.com/men-yamachan/tenpo.htm

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 高速バスの時は、上里サービスエリアで休憩があります。15分程の間に、精一杯遊ぶ綺羅!遊具全てをこなすのだ。楽しかったね。
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 中島みゆきの「わかれうた」に、以下の詞があります。
恋の終わりはいつもいつも 立ち去る者だけが美しい
残されて戸惑う者達は 追いかけて焦がれて泣き狂う


 吉田拓郎のステージに彼女が「永遠の嘘をついてくれ」の一曲だけ飛び入り出演した、2006年のつま恋コンサート。この作品を彼女が彼に書いた時に溢れていたであろう未練は、微塵も感じられない勇ましくも朗々とした歌いっぷりに酔いしれた方は少なくないはずです。そこには、颯爽と立ち去る強い姿がありました。そんな素晴らしいパフォーマンスをふと思い出した理由は何だろう…なんてぼんやりレストランで考えていたら、突然「つま恋ではさぁ」という他のお客さんの声が耳に入って来て驚いたのです。でもすぐに、あぁそうか、ここは草津だった、嬬恋とは目と鼻の先…と思わず微笑んだのでした。
posted by 裕美 at 08:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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